NISHIO Hirokazu
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メディアアート
メディアアートのことをなんとなく「電子工作みたいなもの」と解釈してる事例があったので、いやいや違うからね、となった。
新しい芸術
(アール・ヌーヴォー)が20世紀初頭に、「当時の新しい技術」を使って作られていたのと同様に、メディアアート(
New media art
)は20世紀半ばに当時の新しい技術であるビデオやテレビなどの映像技術を使って作られた。
1958年のWolf Vostellの作品
が、テレビを使った最初の作品だとされている。
1950〜2050の100年間ぐらいのタイムスケールで見たとき、この「メディアアート」という言葉は、最初は映像メディアで始まったが、やがて「新しい技術分野を取り入れた新しい芸術」を包括的に指す言葉へと変わっていった。新しく生まれる分野には明確なカテゴリわけのコンセンサスがないので、既存の言葉を引き伸ばして使うことがしばしばある。
多分100年ぐらいたってから振り返って「あの当時はメディアアートと一緒くたにまとめて呼ばれていたけど、この時期流行ってたのはビデオアートで、この時期流行ってたのはインターネットアートだよね」みたいな分類が事後的にされるのだろう。
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形の変化=新しい形
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Engineer's way of creating knowledge
" the English version of my book is now available on
[Engineer's way of creating knowledge]
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11/23/2025, 5:44:59 PM
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