NISHIO Hirokazu[Translate]
意思決定しやすいパッケージにする
無意識にやったアクションの事後的な言語化

忙しい人のアテンションってトリガーがあったときに立ち上がって割とすぐに消失する
なので意思決定をしてもらう必要があるときは、その短い時間で意思決定ができるパッケージにしてからトリガーすると最短で結果が得られる
そうなってない場合「後でじっくり判断しよう」という意思決定が行われる
この時にまめなタイプの人なら「じっくり読んで判断する時間」をスケジュールしたり自分でトリガーをセットしたりする
が、それをしてくれる「忙しい人」はレア
とある教授は「重要なものは催促が来る」と言っていた
とある大学事務は教授がいくら催促しても必要書類を提出しないので、授業の終わる時間に署名だけすれば良い状態の書類を持って待ち構えていた
ある学生が「指導教官にメールを送って、返事を待ってるのだけどもう1ヶ月にもなる」とか言ってた
そんなの待ってても永遠に返事は返ってこないだろ
催促したり、他のチャンネルを探したりするべきだろ
このケースでは同じ研究室の人から「え、秘書さんに行って1on1のスロットを取るんだよ?」みたいなことを言われてた

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

(C)NISHIO Hirokazu / Converted from [Scrapbox] at [Edit]