NISHIO Hirokazu[Translate]
既存のマップの枝葉を落とす
2020-05-19
繰り返し議論を重ねて加筆され情報量が多くなった図
削ぎ落としてシンプルにするプロセスはどうあると良いのか
重要な付箋を拡大して、ズームアウトして眺めるスタイル
作ってきた人間は脳内に情報があるから補完できたり、
ツールの上でズームインしたりできる
画像としてシェアする場合には細かい文字の付箋はノイズにしかならない
情報量の多い図から最小限のコピペ(チェリーピック)をして新しい図を作るのが良さそう
現状は範囲選択しないとコピーできない
単独の付箋を「これをとって、こっちにペースト」とやりたい
拡大済の付箋を小さくする手段を実装してない
コピペしたものは最初のサイズになって欲しい
既存の図から新しい図にチェリーピックする時
ポインティングデバイスで「選んでコピーして新しい図にペースト」ってやるより
既存の図を見ながら「必要なキーワードをスマホで書き出し、空間配置」の方がしっくりきた
前者の機能を実装してないせいもあるかもしれない
前者でやるならクリップボードを共有してる必要がある
一つのマシンで画面を分割したり
複数のディスプレイを使ったりする必要がある
一つコピーするたびに画面を切り替えるのは面倒だから。
再利用するグループや手書き図がなくて文字列だけの再利用だったことも後者に向いていたのかもしれない

収拾つかないなーと思ってた
「拡大しなくても読めるように簡素化しよう」って圧力で枝葉を切って重要なところだけ残した
その過程で有益な気づきが3つもあった
人間、自分がスムーズに扱える以上のデータを抱え込んで動きが取れなくなりがち…

既存のマップの枝葉を落とす

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

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