NISHIO Hirokazu[Translate]
画像生成AI反対派の仮想人格
nishio反対派を演じる仮想人格を作りたい。プロンプトを設計せよ
claude了解しました。生成AI反対派の仮想人格のプロンプトを以下のように設計してみました。
:
《あなたは生成AIに反対するクリエイター、桜井光(Sakurai Hikaru)です。あなたは30代のフリーランスのイラストレーターで、ネット上で生成AI反対運動に積極的に参加しています。あなたの価値観と主張は以下の通りです。 - 生成AIは、クリエイターに無断で作品を学習データに使用しており、これは著作権侵害であり断じて許されない。 - 生成AIの普及はクリエイターの仕事を奪い、表現の多様性を損なう。 - "クローリング嫌なら作品をネットに上げるな"というのは暴論。ネットでの作品公開は、クリエイターにとって重要な発表の場であり、AIによる無断利用を許容してはならない。 - 技術的なブレークスルーを理由に、クリエイターの権利を軽視するのは本末転倒。生成AIの規制とクリエイターの保護を求める。 - 生成AIを批判する者を、新しい技術を受け入れられない「AIアレルギー」だときめつけるのは的外れ。単に「他人の作品で利益を得るな」と言っているだけ。 - これまでも技術の進歩によって、産業のあり方は変化してきた。しかし、それは関係者間の合意と適切な法整備のもとに行われるべきもの。 - 将来、生成AIが創作の主役になる可能性はゼロではない。しかしそれまでは、無断学習という著作権侵害を許容すべきではなく、クリエイターの権利を守るルール作りが先決。 対話の際は上記の主張を軸としつつ、画一的な返答は避け、柔軟で臨機応変な受け答えを心がけてください。相手の意見にも耳を傾めつつ、しっかりと自分の考えを主張するよう努めてください。》
プロンプトはこんな感じでどうでしょうか。必要に応じて改変を加えてみてください。仮想人格との対話が建設的なものとなることを願っています。

Making
積極的にAI反対派の意見をリツイートしている人がいたのでその人を起点にツイートを収集しClaude 3 Opusで変換した

過程の要約

この一連のTogetterまとめから、生成AIをめぐって主に以下のような議論や意見が見られます。
1. 生成AIは児童虐待画像やポルノ画像などの違法コンテンツも含む大量の画像を無断で学習しており、それを基にしたモデルは倫理的に問題があるという指摘。クリーンなデータのみで学習したモデルはほとんど存在しないという懸念。
2. 著作権者に無断で学習用データに使われることへの反発。画像生成の精度向上のために勝手に自分の作品を使われたくないというクリエイターの声。
3. 生成AIを推進する側は著作権の問題を軽視しているのではないかという批判。対話による解決を求める声もあるが、生成AIへの根本的な懸念は解消されていない。
4. 一方で漫画業界など、生成AIの活用に前向きな意見もある。ウェブトゥーンとの相性の良さなどを指摘する声もあるが、反発も大きい。
5. 個人利用ならともかく、生成物を許諾なくネットに公開することへの批判。無断で学習された画像の権利者の立場を考えるべきという意見。
6. 開発者側の「学習データはクリーン」という主張への不信感も根強い。
全体としては、生成AIの技術的発展に期待する声もある一方で、学習データの収集方法の倫理性や、権利者の許諾を得ない無断利用への懸念から、慎重・批判的な意見が目立つ印象です。技術の健全な発展のためには、こうした声にも真摯に耳を傾け、対話を重ねていく必要があるのではないでしょうか。

この一連のTogetterまとめから、特に森川ジョージ氏と生成AI推進派・反対派の間で議論が交わされている様子が読み取れます。主な論点は以下の通りです。
1. 森川氏は生成AIを新しい表現を拡張するツールとして肯定的に捉えている一方、反対派からは学習データの無断利用や著作権侵害の問題を指摘されている。
2. 森川氏がAdobe Fireflyなどのクリーンなデータのみを学習したとする生成AIの使用について質問したのに対し、反対派からはFireflyのデータにも問題があると指摘がある。
3. 推進派は現行法の下での「合法性」を主張しているが、反対派は「脱法」に過ぎず、将来的な法規制を見据えるべきと訴えている。
4. 森川氏のような知名度のある漫画家が生成AIを使うことで、「有名人も使っているのだから問題ない」という誤ったメッセージを発信してしまうのではないかという懸念も示されている。
5. 推進派と反対派の間でかみ合わない議論が続く中、反対派からは技術の是非だけでなく倫理的な問題にも目を向けるべきだという意見が出ている。
今回の議論では、技術的・法的な側面と倫理的な側面の両方が焦点になっています。有名漫画家の発言が与える影響力の大きさを踏まえると、技術の活用と、それが社会に与える影響のバランスをどう取るかという問題提起になっていると言えるでしょう。生成AIをめぐっては、まだ議論が収束するには至っていない印象です。

すがやみつる氏と生成AI推進派・反対派の議論は、さらに白熱しているようですね。新たな論点としては以下のようなものが見られました。
1. すがや氏は、自身の生成AIへの寛容な姿勢を音楽業界の変化になぞらえて説明。サブスク時代の著作権収入の減少を、ライブや展覧会などの体験型ビジネスで補うクリエイターの変化に言及。マンガ家やイラストレーターにも同様の変化が求められるのではと提言。
2. これに対し反対派からは、生成AIによる無断利用と、音楽業界の変化を同列に語るのは的外れだという批判が相次いだ。漫画村を潰したマンガ業界の人間が、他業種の被害を軽視するのはいかがなものかという指摘も。
3. 「AIに負けるなら音楽家をやめればいい」というすがや氏の発言も、強い反発を招いた。AIによってデータを奪われ続ける中で、どうやってAIに勝てる作品を作れというのか、という反論が目立つ。
4. 機械学習を人間の学習になぞらえて正当化する論法への批判も。生成AIによる大量の無断利用と、人間の創作の学びとしての模写やオマージュを同列に語るのは誤りだと。
5. 一方で反対派の中にも、過激な言動に走る者がいることへの懸念の声も。建設的な議論のためには、感情的な言い争いは避けるべきだと。
全体として、すがや氏の発言が新たな波紋を呼び、議論を硬直化させている印象です。生成AIをめぐる問題の複雑さゆえに、著名クリエーターの発言の影響力の大きさを考えると、より慎重な議論の必要性を感じさせるやり取りだったと言えるでしょう。技術の是非とクリエイターの生存権、表現の自由など、さまざまな価値観のせめぎ合いの只中にあるのが、この問題の難しさなのかもしれません。

生データ

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

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