NISHIO Hirokazu[Translate]
育てろと言うエンジニア
>育てろと言うエンジニア。
>育てても辞められるからバカらしくなったと言う経営者。
>このギャップを埋める方法は何だろう。

どっちもおかしいように見える
知識は個人に所属する財なので「育てろ」は「金をよこせ」と同義
主張するだけで得られると思うのは頭がおかしい
育てることへの投資を引き出したいなら、その投資のベネフィットを説明する必要がある
与えられないならば勝手に育つしかない
与えられないことを理由に育たないという選択肢はない、自分が損なだけ
自分を育てることに責任があるのは自分自身 see 自分の生産性向上に責任を持つ
「育てても辞められる」
辞められることがそもそも問題
知識は個人に所属する財なので、辞められると会社から失われる。当たり前。
転職することには、新しい職場を探すコストなどがかかる
育てた人がそのコストを支払ってまで転職してしまう状況
育った人材に市場価値に比べて劣った待遇しか与えていない

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