10名擁立の効果
自分でも良くわかってなかったのでChatGPTに聞いておいた(質問は下手だったけどChatGPT o3が汲み取って優しく教えてくれたw)

日本で10名擁立することで
政党交付金にどういう影響があるかを解説して
ざっくり結論
「候補者10人を立てる」だけでは政党交付金は1円も出ません。
10人擁立は、公選法上「
みなし政党」扱いになり
比例名簿を出せるなど “選挙運用上のメリット” を得るための条件です。
交付金を受け取るには、次の
政党助成法の要件 をクリアする必要があります。
1. 国会議員5人以上を有する、または
2. 国会議員1人以上を当選させ、かつ直近の衆院総選挙、または直近・前々回の参院通常選挙で 有効投票の2 %以上 を得る。
=> 10人擁立はあくまで 当選者1人 と 得票率2 % の土台を作る“手段”にすぎません。
10人擁立がもたらす具体的な効果
_| 項目 | 10人擁立の有無 | 影響 |
| 比例代表名簿提出 | 10人以上で可 | 名簿を出せないと、全国比例2 %に届きにくい |
| 政見放送・ビラ枚数 | 「政党」としてフル枠 | 無所属扱いより露出が減少 |
| 交付金要件 | 直接は満たさない | 当選+2 %を達成すれば翌年4月から支給 |
交付金が出るといくらぐらい?
交付総額は 国民1人あたり250円×人口=約315億円/年 で固定。
配分は 議席数割50 %+得票数割50 %。
典型的な小規模政党の例
_| 党名 (2025) | 議席 | 得票率* | 交付額 |
| 参政党 | 1衆+0参 | 約1.7 % | 約5.2億円 |
| 教育無償化を実現する会 (初年度) | 1衆 | 約1.0 % | 約1.2億円 |
*得票率は交付金で用いる加重平均(衆院小選挙+比例、参院2回分)
> *10人擁立で比例2 %を確保し、うち1人が比例で当選した場合*
> * 議席シェア:約0.14 % → 約0.2億円
> → 年間合計ざっくり3億円前後(規模感としては参政党の一段下)
実務的に押さえるポイント
1. 比例票の取り方がカギ
選挙区だけで2 %はほぼ不可能。比例名簿提出を見越して10人擁立する。
2. 当選者を必ず1人出す設計
交付金要件は「議員ゼロ+得票2 %」では満たせない。
3. 基準日は毎年1月1日
1月1日時点で要件を満たしていれば、4月・7月・10月・12月に分割で振り込み。
4. 要件クリア後に議員が5人未満へ減っても一定期間は交付継続
“得票2 %”側のクリアなら、次の衆院または参院選まで継続。
まとめ
10人擁立=交付金確定 ではなく、10人擁立⇒比例名簿OK⇒2 %+当選1人 ⇒ 翌年から交付金 という流れ。
交付金は議席と得票の“両輪”で決まるため、 比例票の拡大と少なくとも1議席獲得 をセットで設計することが不可欠です。