人類が宇宙に進出しないように宇宙人が干渉するSF

人類が宇宙に進出しないように宇宙人が干渉するSF、なんだっけ
星新一かな、アシモフかな。 地球上の安泰を重視して技術開発した結果、危険な宇宙進出が行われなくなり、それは実は宇宙人による密かなマインドコントロールであった、という話

いちばん近いのは アイザック・アシモフ『永遠の終り(永遠の終わり)』 だと思います。
未来の人類組織「永遠」が“安全第一”になるよう歴史を微調整し続けた結果、宇宙進出が抑え込まれてしまう──という筋立てです(宇宙人ではなく人間側の介入)。([ウィキペディア](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE%E7%B5%82%E3%82%8A?utm_source=chatgpt.com), [ウィキペディア](https://en.wikipedia.org/wiki/The_End_of_Eternity?utm_source=chatgpt.com))
もし「宇宙人の介入で人類が宇宙に出られなくなる」イメージなら、近いのは クラーク『幼年期の終り』。オーバーロードが地球を“穏やかに”管理し、宇宙開発を禁止します。([ウィキペディア](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%BC%E5%B9%B4%E6%9C%9F%E3%81%AE%E7%B5%82%E3%82%8A?utm_source=chatgpt.com), [ウィキペディア](https://en.wikipedia.org/wiki/Childhood%27s_End?utm_source=chatgpt.com))
補足:より新しい例だと **劉慈欣『三体II 黒暗森林』**で、異星文明の「智子(ソフォン)」が基礎科学を妨害し、事実上の技術停滞=宇宙進出の足枷になります。([ウィキペディア](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%BD%93II_%E9%BB%92%E6%9A%97%E6%A3%AE%E6%9E%97?utm_source=chatgpt.com), [早川書房](https://www.hayakawabooks.com/n/n2c29572246a2?utm_source=chatgpt.com))
星新一でドンピシャの“宇宙人のマインドコントロールで安泰志向→宇宙進出停止”は見つけにくいので、**アシモフ『永遠の終り』**が本命だと思います。

ショートだった気がするんだけどアシモフの永遠の終りのアイデアの元になった短編があるんじゃない?

あります。
アシモフは『[永遠の終り](/ja/%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE%E7%B5%82%E3%82%8A)』を書籍化する前に、同題の“中編版”(未発表原稿)を書いていて、のちに**『The Alternate Asimovs』(1986)**で初公開されています。この中編版は後に大幅改稿されて長編になったもので、結末や登場人物の構成がかなり異なる(初期版では〈永遠〉が滅びない等)と解説されています。([ウィキペディア](https://en.wikipedia.org/wiki/The_Alternate_Asimovs?utm_source=chatgpt.com))
入手先の目安:『The Alternate Asimovs』は未公刊の短・中編草稿を集めた英語版の単行本で、収録目次にもこの中編版「The End of Eternity」が明記されています。([ウィキペディア](https://en.wikipedia.org/wiki/The_Alternate_Asimovs?utm_source=chatgpt.com), [WorldCat](https://search.worldcat.org/ja/title/The-alternate-Asimovs/oclc/1408119152?utm_source=chatgpt.com))
※「宇宙人のマインドコントロールで“安全志向になり宇宙進出が止まる”」というモチーフは、『永遠の終り』そのものより星新一の風刺短編群のテイストに近い印象もあります(例:安全最優先社会を皮肉った『生活維持省』)。ただしこちらは“宇宙人の洗脳”そのものではありません。([ウィキペディア](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%B6%AD%E6%8C%81%E7%9C%81?utm_source=chatgpt.com))
もし覚えている場面(収録本名・オチなど)があれば、さらに特定できます。
生活維持省を解説して

作品概要
- 星新一「生活維持省」(初出:雑誌『宝石』1960年11月号。のち**『人造美人』→文庫『ボッコちゃん』**に収録)。国家の“生活維持”政策のもと、無作為に選んだ国民を処分して秩序と安穏を保つ社会を描くショートショート。([ウィキペディア](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%B6%AD%E6%8C%81%E7%9C%81?utm_source=chatgpt.com))
あらすじ(ネタバレ)
- 役所「生活維持省」に勤める男は同僚とカードに書かれた住所へ向かい、平和で快適な街並みに満足げ。
- そこで“対象者”を執行。この政策により戦争・犯罪・公害もない、と彼らは正当化する。
- 次の行き先を訊かれた男は「さっきの小川のほとりがいい」と言い、カードの名前が自分であることを示す――執行官自身も無作為選抜から逃れられないのがオチ。(ウィキペディア)
テーマ/読みどころ
- 安全と自由(生命)のトレードオフを極限まで押し進めたディストピア風刺。
- 「平等な選抜」と官僚の職務倫理が、人命の機械的処理を“正しさ”で覆い隠す怖さ。
- 執行官が自分の死を淡々と受け入れる冷たさ=制度の内面化が強い余韻を残す。
「宇宙人の介入」ではなく人間の制度で“安泰”を極大化した結果、宇宙進出どころか生の選別に至る――という意味で、先ほどの話題(安全志向で技術・冒険が萎む)と地続きの一編です。
(
違うな〜)