即座に結果を確認できない改善の回し方
「エンジニアの知的生産術」の英語版作成の過程で、少し進め方に混乱があったので妻に相談した。
その結果のまとめ。
2019-03-20
修正して、即座に結果を確認できるなら、修正してすぐ結果を確認すれば良い
しかし結果の確認に10分待ち時間があるとする
例えば結果を確認する前にファイルの再生成が必要で、それに10分かかるというシチュエーション
この状況で1ヶ所直して、すぐ確認しようとすると10分待つことになる
修正に1分、待ち時間が10分だと、作業時間の大部分が待ち時間で消費されてしまう、よくない
非効率である
このような状況をどうすれば良いか
一つの選択肢:待ち時間の間に並列に作業しよう
これをうまく回すのは結構大変
修正をして、ファイルの再生成待ちの間に修正をしたとする
その修正についてさらにファイルの再生成ができるか?
逆転の発想
待ち時間には並列に作業しない
- 待ち時間を有効活用するために並列でタスク実行をしようとして混乱するのなら、やらなければ良い
- 1ポモドーロ作業して、ファイルの再生成をかけて、10分間を休憩時間にすれば良い
- 待ち時間がもっと長かったら?例えば1時間とか
- 別の作業をすれば良い、同じものをしようとするから混乱するのだ
- なぜこの一見当たり前の方法を取らなかったのか
- それは「修正すべき場所を見つけたらすぐに直したくなる」という気持ちのマネジメントが不足していたから
- なぜ見つけるとすぐに直したくなるのか
- それは見つけた修正箇所をメモしないから
- メモしないから忘れることが心配で直したくなる
- 修正しないで先に進むことができなくなる
- なぜ直すとすぐに結果を確認したくなるのか
- それは「どういう問題を、どういう手段で直したか」をメモしてないから
- 修正したことや、修正の内容を忘れることが不安
- だからすぐに結果を確認したくなる
- この問題を解決する方法は、直すべきところを見つけたらまず記録する、修正したらそのことを記録する、の徹底
時間のマネジメントの前に気持ちのマネジメントが必要
- 普段、気持ちを持たないコンピュータをマネジメントしているので、気持ちを持つ人間に対して「待ち時間が非効率だから並列でタスクをさせよう」みたいな誤った思考に陥りがち
- まず全体像を把握しないと、それぞれの修正タスクにどれくらいの時間をかけて良いかがわからない
- 締め切りにタイトでない仕事をしているとしても、終わりが見えないまま走るのはモチベーションを損ねる
- デフォルトは「まず全体に目を通して、修正すべき箇所を全てリストアップする」である
- そのタスクが大きすぎるという場合には「まずは1章全体」のように量で分割するのも手
- もしくは「今から25分間で修正すべき箇所をリストアップするぞ」という時間で分割も手
- すぐ修正したくなるのは、記録をしていないから
- 記録の粒度は?
- 「寝て起きてわかるか」
- 適度な詳細度の感覚は訓練によって徐々に身につく
- 明日の自分がわかる記録があるなら、どのタイミングでも「残りは明日」ができる
