古典期アテネの民主主義のスケール
from 民主主義のスケーラビリティについて考える
古典期アテネの民主主義のスケール
古典期アテネの民主主義では、政治参加は成年男子の自由なアテネ市民に限定されていました。以下が主な特徴です。
- 参加資格:出生により市民権を持つ成年男子。女性、奴隷、外国人(メティクス)は除外されていました。
- 規模:全人口の約10~20%程度が対象となり、紀元前5世紀のアテネでは概ね3万~6万人の市民が存在していたと推定されます。
このように、直接民主制が採用される一方で、参加者はごく限られた層に限定されていました。

- [外国人参政権](/ja/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E5%8F%82%E6%94%BF%E6%A8%A9)も[女性参政権](/ja/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E5%8F%82%E6%94%BF%E6%A8%A9)もない
- そもそも[自由市民](/ja/%E8%87%AA%E7%94%B1%E5%B8%82%E6%B0%91)と[奴隷](/ja/%E5%A5%B4%E9%9A%B7)が区別されてた時代
古典期アテネの民主主義は、概ね紀元前5世紀に発展しました。特に、ペリクレス政権下(紀元前461~429年頃)が最も代表的な時期とされています。また、全体としては紀元前480~404年の間がその活動期間と考えられています。