台湾のJOINで高校生の提案が制度改善につながった

台湾の[JOIN](/ja/JOIN)で[高校生](/ja/%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F)の提案が制度改善につながった
- 2016年、高校生が公共政策ネット参加プラットフォーム「JOIN」で「睡眠不足解消のため始業時刻を遅らせてほしい」と訴え、6,500件超を集めて教育部の正式検討を引き出した。
- [國高中學生睡眠時間嚴重不足,上學時間應改到8:10-16:10- 提點子 -公共政策網路參與平臺](https://join.gov.tw/idea/detail/6fcb70d7-ac35-46aa-894c-a1a09e225eb2?utm_source=chatgpt.com)
- 続いて2020年には中学生が「国・高中の授業を9 : 30開始に」と提案し、1万件超の賛同を獲得して公開協議が開催された。
- [國高中上課時間改為9:30到5:00- 提點子 -公共政策網路參與平臺](https://join.gov.tw/idea/detail/ac95b365-1bd5-4a8b-81b1-7ef613efdda6?utm_source=chatgpt.com)
- 両提案を踏まえ教育部は2022年8月から早自習を週1日に制限し、8 : 10までの登校なら遅刻扱いにせず、朝テストも禁止する新ガイドラインを施行し、生徒の睡眠確保へ制度を改訂した。
- [教育部修訂高中生在校作息規定 落實兒童權利公約第31條精神](https://www.edu.tw/News_Content.aspx?n=9E7AC85F1954DDA8&s=8507789427737E30&utm_source=chatgpt.com)
変更前の「典型的な1日」
- ◇ 2016年12月施行の旧ガイドラインでは、週 2 日以上だけ生徒に自主運用を認め、それ以外は学校裁量で「早自習(朝課外)」「朝会」を組める設計でした。
- これを多くの高校が「毎日 7 時 30 分までに登校し、8 時10 分の 1 限前に小テストや指名発表を行う」という運用に拡大し、遅刻は欠席・警告扱いとなっていました。
- 授業は 7 限(50 分×7)を原則とし、第 8 限の補習・部活動を入れる学校では 17 時ごろ下校になるのが一般的でした。
- 結果として高校生の平均睡眠時間は 6.9 時間しかなく、約 9 割が 8 時間未満という慢性的な睡眠不足が問題視されていました