NISHIO Hirokazu[日本語][English]

成果

何が成果だと思うかは個々人の主観的価値観に依存している 似た価値観の人は集まってコミュニティを形成しやすい

間違ったコミュニティに属していると、自分が主観的に良いと思って作った自分にとっての成果を、周囲の人間が成果として認めない

  • この時に、周囲の人間に成果として認められることを優先してコミュニティの価値観に適応すると、つまり自分の価値観で生きることができなくなる、これは苦しい

異なるコミュニティの人が行き来するバザールにいると、自分が価値を見出しているものに対してほとんどの人は価値を見出さない

  • それが普通なので自分の成果を周囲が評価しないことに慣れる

  • 周囲みんな何がいいと思うかまちまち

  • バザールでは、自分が価値を見出していないくだらない成果物に高い価値を見出す人がいる

    • くだらないものをより価値の高いものと交換することができる
    • 逆に、自分にとってとても価値の高いものを、二束三文で譲ってくれる人もいる
    • 交換によって互いに得をしている
  • バザールである種の傾向のある成果物を淡々と作っていると「なんとか屋さん」になる

    • それに価値を見出した人が客として訪問してくれるようになる
    • こうなると、自分が成果だと思うものを作って、それに自分よりも高い価値を見出す人が来てくれるので、生きるのが楽になる
    • この状態が形成されるまでが不安
    • 一度形成されると、ずっとあるかのように誤認しがちだが、社会が大きな変化をする時には割とあっさり崩壊する

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