NISHIO Hirokazu[日本語][English]

権利と正しさ

2022-12-24 権利とは何か

  • That which complies with justice, law or reason.

    • We're on the side of right in this contest.

  • A legal, just or moral entitlement.

    • You have no right to go through my personal diary.

  • そもそも英語ではrightって言葉に「正義正しさ」という意味と「権利」という意味が重なってる
    • 概念を適切に分割できてなさそうな気がする
    • 正義に適ってるものが「正しさ」で、法に適ってるものが「権利」という考え方なのかなぁ
  • 日本語の「権利」という言葉には、「正しい」という意味は含まれていない。逆に、「権」という言葉は「」(power)という意味を含んでいるから、「権利」は、自分の利益を力ずくでおし通すといったニュアンスをもつ。だから、「権利ばかりを主張するのは問題だ」といわれたりする。しかし、この命題の「権利」を“right”におきかえてみれば、それが成り立ちえない命題であることがすぐにわかる。「right(正しいこと)ばかりを主張する」のに何の問題もないはずだからである。

  • ちなみに中国語でも同じ字(簡体字)
  • ヨーロッパと東アジアで概念が食い違ってる可能性もあるな

from /villagepump/権利と正しさ 権利正しさ

2024-05-11 gpt.icon日本語の「権利」と「正しさ」、そして英語の「right」と「correctness」は、確かに興味深い言語間の違いがありますね。

「権利」(けんり)は、一般的に法律によって保障された権益や利益を意味し、個人の自由や権限を示す言葉です。英語でいうと「right」に相当しますが、こちらも権利や正義、または「正しいこと」や「適切なこと」の意味も持ち合わせています。

一方、「正しさ」は物事の正確性や妥当性を示す言葉で、「正しい状態」や「正義」という意味があります。英語の「correctness」は、この「正しさ」に直接対応し、事実や行動が正確である、間違いがない状態を表します。

英語の「right」は「権利」と「正しいこと」の両方の意味を持つので、文脈によって解釈が変わります。それに対して日本語では、それぞれに専用の言葉があり、意味が分かれています。これは言語によって抽象概念の捉え方が異なる一例ですね。


(C)NISHIO Hirokazu / Converted from Markdown (ja)
Source: [GitHub] / [Scrapbox]