NISHIO Hirokazu[日本語][English]

AIの身体性と記号創発システム

from 日記2023-03-21 AIの身体性記号創発システム

t_inamura ChatGPTは「身体性が無いから,まだこれから」という見方が主流な気がするけど,彼(彼女?)にとっての「身体」はインターネットであり,彼の「脳」はTransfomerとメモリ空間であり,感覚信号は人類からのテキスト情報であり,Actuatorはテキスト生成器(+display)である.と考えることもできる. t_inamura そうすると,彼は独特の環世界をもった独自の身体-脳-環境のループを持った主体でもある気がしてきた.そう,彼にとっての「環境」は人類全体であって,「身体性に基づく環境との相互作用による知能」の定義によっては,彼の環世界における「身体性に基づく知能」が成立している可能性もあるかと. t_inamura Inspired by 「身体性の定義が重要だよね」という @tanichu の発言.

tanichu > 記号は離散とか文法を持っているから重要なんじゃない。 生成もできて、他者の観測にも出来るから重要なんですよね。 そしてその表現によって外部化された記憶として時空を超える。 さらにその解釈において恣意性があって自由度があるから社会のレベルでチューニングできる。 それが記号創発の意味。 tanichu > ようやくただ言語をinternalizeすることの問題意識が乗り越えられて、記号現象の主問題にみんなが向かって行ってくれる気がする。記号創発システムの着想を得て、創発システムとしての言語について語りだしてから20年近く。構成論がようやく言語の創発的動態をrevealするぞ、。


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