LLMがもたらす組織構造の変化
2023-03-29

- 1: 組織の規模が大きくなると、各個人が発する情報を一人の人間がさばけなくなる
- 2: そこで人は階層構造を作った #階層組織
- ミドルマネジメントが情報を仲介する構造である
- トップマネジメントの発する情報がミドルマネジメントによって部下に伝えられ、部下から上がってきた情報はミドルマネジメントによって要約されてトップマネジメントに伝えられる
- これによって組織の規模を拡大することができるようになったが、情報伝達の遅さや歪みが問題になった
- 3A: 情報伝達手段の発達によって、トップマネジメントの発する情報を全社員に届けることが容易になった
- 3B: しかしこの時代においてもトップマネジメントがすべての情報を処理できないのでミドルマネジメントが必要
- トップに集まる情報の遅さや歪みの問題が依然として残った
- 4: LLMによる自然言語の要約作成によって人間を介さずにトップに情報が集まるようになる
- トップから見ると「今までよく見えなかったものが見えるようになるメガネ」「広い範囲を見る力」
- ボトムから見ると、いつでもトップが見にくる可能性があるパノプティコンか?
- これを一番必要と感じるのはトップなので、これを可能にするシステムの導入がトップダウンで推進される
技術の力によって「ティール組織」で語られていた「ブラウン組織を作り出す力学」が陳腐化して、組織構造の変化が加速する
まだまとまってない考察
- トップが得た「組織の全体をよく見るメガネ」が、従業員の多くにも与えられるようになるか
- アクセス権の問題がある、人によって「見てもいい情報」が異なる
- ニーズは高い
- 特殊な才能を持った人間の職人が社内情報キュレーターをやることによって吸収されている
- これは「全員にアクセス権がある情報」をインプットとして、1種類の「全員向け」のキュレーション出力をする
- ここが個々人のアクセス権や興味関心によってダイバーシティ生産されるようになる