>ossanworld 「初心者にもわかるように」と言われると、いつも思い出すのが、航空工学の父と呼ばれるフォン・カルマンの逸話である。彼は「専門知識のない人に話すときには、難しい真実ではなく、もっともらしい嘘を使わねばならない」と言っていた。第一次世界大戦中、軍が受け取った最初の6気筒エンジンを皇太子に見せた際、「4ストロークなのに、なぜ6気筒なのか」と問われた。フォン・カルマンは「まことに申し訳ございません、殿下。両端の気筒はそれぞれ予備であることを、明確に申し上げ損ねました」と、まったくのでたらめを説明した。皇太子は満足して帰っていったという(出典:W. R. Sears『Stories from a Twentieth-Century Life』)。