NISHIO Hirokazu[Translate]
専門知識のない人に話すときには、もっともらしい嘘を使わねばならない
>ossanworld 「初心者にもわかるように」と言われると、いつも思い出すのが、航空工学の父と呼ばれるフォン・カルマンの逸話である。彼は「専門知識のない人に話すときには、難しい真実ではなく、もっともらしい嘘を使わねばならない」と言っていた。第一次世界大戦中、軍が受け取った最初の6気筒エンジンを皇太子に見せた際、「4ストロークなのに、なぜ6気筒なのか」と問われた。フォン・カルマンは「まことに申し訳ございません、殿下。両端の気筒はそれぞれ予備であることを、明確に申し上げ損ねました」と、まったくのでたらめを説明した。皇太子は満足して帰っていったという(出典:W. R. Sears『Stories from a Twentieth-Century Life』)。

>ossanworld 真面目に説明すれば、「4ストロークは『ピストンの1回の動きが4回で1サイクルになること』、6気筒は『その筒が6本あること』です。別の数です。1本の筒では、ピストンが下がって空気と燃料を吸い、上がって押し縮め、燃えて下がり、上がって排気を出します。この4回が4ストロークです。これを6本の筒のそれぞれが行うのです」のようになるが、それでは皇太子を満足させられないという判断だったのかもしれない。



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