NISHIO Hirokazu[日本語][English]

ノウハウが溜まっていない人には飛躍が起きたように見える

from 「使ってみること」の真の価値と観測者の認識の差異

どうでもいいこと」を繰り返すうちにノウハウが蓄積され、それを活用して「どうでもよくないこと」に取り組み始める。この段階では、「どうでもいいこと」とは異なる方法で発信されるため、観測者には止まって見える。しばらく経って完成度が高まってから出てくる。観測者には飛躍が起きたように見える。

claude.icon タイトル: [ノウハウの蓄積と観測者の認識のずれ](/ja/%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%81%AE%E8%93%84%E7%A9%8D%E3%81%A8%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E8%80%85%E3%81%AE%E8%AA%8D%E8%AD%98%E3%81%AE%E3%81%9A%E3%82%8C)

要約:

  • 「どうでもいいこと」を繰り返すことでノウハウが蓄積され、そこから抽象化が行われてメンタルモデルを獲得する。これによってリテラシーを身につけ、「やり方を教わっていない問題」も解けるようになる。しかし、リテラシーが欠如していると、ある種の情報をインプットすることができない。
  • この過程は学びのサイクルにおける「抽象化・モデル化・パターンの発見」の段階に当たる。例えば、「集めて並べる」ことから「箱を上に積む」ことへと発展するようなものだ。
  • そして、蓄積されたノウハウを活用して「どうでもよくないこと」に取り組み始めるが、この過程で観測者には止まって見える。なぜなら、試行錯誤は見えにくいからだ。
  • しばらく経って完成度が高まってから成果が出てくると、観測者には飛躍が起きたように見える。これは、「裏の努力」が見えずに「天才」と叫ばれる現象に似ている。

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