NISHIO Hirokazu[Translate]
Re:自分の知の営所に名前をつける
たとえば、
など。

そうしたメタファーを立てることで、そこで何が行われているのかをもう一段踏み込んで思索することができる。足りないもの、不要なものも見えてくるかもしれない。
「畑だから、水やりが必要」とか「お城だから修繕が必要」とかそういうこと。

ただし、その名前(メタファー)に引きずられすぎないようには注意する
自分が実際にやっていることとメタファーのずれが大きくなってきたら、メタファーの方を拡張ないしは修正した方がよい。

nishio
面白い
上の3つの中では城には違和感があり、あえていうならガーデンだが、それにも多少違和感があってしばらく考えた結果「この3つはすべて自分の体の外にある」と気づいた
僕の場合は自分の腹の中にある
暗い洞窟があり、そこに地底湖がある
現実の物理的身体との縮尺は合わないけども結構広い
そこで時々一輪の花が咲く
畑のメタファーと違って、花自体に関してあんまり世話を焼かない
地底湖が枯れたり、水が濁ったりしないようにはする必要がある
畑と違って定期的に収穫があることを期待していない
ここら辺、本を書いて生計を立ててるわけではないから趣味的な感じなのかもしれない
"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

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