NISHIO Hirokazu[Translate]
Web Without Walls
claude
ダン・アブラモフ氏のプレゼンから、特に興味深い新しい洞察をピックアップして要約し直します:

データの生存期間に関する新しい視点:
Reactの状態管理の例を使って、データの「生存」と「死」を説明
コンポーネント→ローカルストレージ→サーバーと、データの生存期間を延ばしていく従来のパターン
しかし最終的なサーバー保存でも、プロダクトの死によってデータは「死ぬ」

"ATmosphere"という新しい概念:
現在は約50万人の日次アクティブユーザーを抱える
ネットワーク全体のリレーノードの運用コストは月額約$150と意外に低コスト
スモークシグナルなど、すでに複数の第三者アプリが構築されている

イベント伝播の革新的なアプローチ:
すべてのイベントが、関心のあるすべてのコンシューマーに配信される
例:Bluekyのポストがイベントアプリのコメントセクションとして自動的に表示可能
アプリ間で個別のAPI連携が不要

MetaのThreadsの事例からの学び:
InstagramのフォローグラフをThreadsの立ち上げに活用した戦略を引用
AT Protocolを使えば、大規模SNSを持っていない企業でも同様の戦略が可能に
例えばデーティングアプリがBlueSkyのプロフィールを基盤として利用できる

これらの具体的な実装詳細や運用コストなどは、従来のBluekyやAT Protocolの説明ではあまり触れられていない新しい情報です。
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