NISHIO Hirokazu[Translate]
ねこ・きのこ・遊牧民
>社会彫刻 Social Sculpture
>  ドイツのアーティスト、ヨーゼフ・ボイスが提唱した概念。「拡張された芸術概念」とともに「社会彫刻」は、ボイスの思想と活動の原理である。これらを総じてわかりやすく述べるならば「すべての人間は芸術家である」というボイスの言葉に代表される。ここでの「芸術」は、教育活動、政治活動、環境保護活動、宗教なども含めた拡張された意味での芸術活動・芸術作品である。ボイスは、いかなる人間の営み、芋の皮をむくといった行為でさえ、意識的な活動であるならば、芸術活動であるとその社会性を説明している。つまり社会彫刻は、自ら未来のために社会を彫刻していこうという考え方である。...ボイスの全活動が社会彫刻と考えられるが、あえて作品という観点からすれば、晩年近くのドクメンタ7(1982)で開始され、没後のドクメンタ8(1987)で完成したプロジェクト「7000本の樫の木」が象徴的な集大成だろう。会場のカッセル市に樫の植樹とともに玄武岩を置いていく同プロジェクトでは、樫は生、変化しない玄武岩は死を意味し、生死の存在によって世界が成立することを表している。


>ジョン・ミルトン・ケージ・ジュニア(John Milton Cage Jr.、1912年9月5日 - 1992年8月12日)は、アメリカ合衆国の音楽家、作曲家、詩人、思想家、キノコ研究家。実験音楽家として、前衛芸術全体に影響を与えている。独特の音楽論や表現によって音楽の定義をひろげた。「沈黙」を含めたさまざまな素材を作品や演奏に用いており、代表的な作品に『4分33秒』がある。

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