NISHIO Hirokazu[Translate]
クルード

3枚の伏せカードの組み合わせを早い者勝ちで当てるターン制ゲーム
6人の容疑者、6種類の凶器、9種類の犯行場所から1枚ずつが伏せられている
6人のプレイヤーには残りのカードがシャッフルされて3枚ずつ配られている

犯行現場のみ、サイコロの出目でコマを動かして実際に現場まで行かなければ推理できない
最終推理をして当てれば勝ち、最終推理もそれができるマスが指定されている
他人を自分のいる殺害現場に呼び寄せることができる

初プレイ
2回プレイして、どちらも勝者が最終推理を行うタイミングでは同じ推理に到達していたのである程度プレイヤーのパズルを解く能力が高ければ勝敗は最後の移動のサイコロ出目で決まると思う
特に2回目では、わかった時に遠くにいたので、最終推理に向かう行動がバレてしまい、呼び寄せを使って妨害された、その間に他のプレイヤーが勝利
2回目の後答え合わせをしたら意外と細かいミスがあった

問題条件を聞いて何をどうメモするか考えるところがゲームの第一歩
1:「持っていません」情報は特定の人が3枚のカードをどれも持ってないことがわかる
2:自分の推理での「これを持ってます」情報は特定の人がそのカードを持っていることがわかる
他のカードを持っているかどうかはわからない
他の人がそのカードを持っていないことがわかる
3:他人の推理での「持ってます」情報は3枚のうちの少なくとも1枚を持っていることがわかる
僕はこれをアルファベットで表現している

これを記録しておくことで、それ以降の推理で選択肢が1個まで減れば確定し、2のマークが発生する
これによって時に連鎖が起きる
この他に僕は「誰がどう推理し、誰が答えたか」の時系列ログを記録した
が、ゲーム中にに不整合が起きた時に原理上はこのログから復元可能なはずだけど時間の余裕がない
あと、自分が見せた物の情報も記録すればよかった
相手の推理に2枚ヒットした時に、どちらが見せたことのある物だったかわからなかった


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