ワンナイト人狼文字起こし2-8ラスト
立川:はいはいはい。そしたら最後に1回やりましょうか。
西尾:そして飲み会が始まるんで。
立川:この話はまた飲み会で続く。
立川:では確認しましょう。じゃあ始めたいと思います。
音声:夜になりました。占い師は目を覚まし誰か選んで占って下さい。10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0。目を閉じて下さい。人狼は目を覚まし人狼同士目配せして下さい。5、4、3、2、1、0。目を閉じてください。怪盗は目を覚まし誰かの心を盗んで下さい。10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0。目を閉じてください。夜が明けました。全員目を覚まして下さい。
立川:さぁ最後のホームラン〓01:50:30〓
西尾:さぁ何かないですか?
男性X:占いました。
西尾:はい。
男性X:占ったら相手は人狼でした。
西尾:はい。誰を占ったんですか?
男性X:立川さんです。
立川:ほぉ。なるほど。
男性X:まぁただそのあと怪盗とか回っているかもしれないですし。
西尾:立川さんは人狼なんですか?
立川:僕は村人です。
西尾:じゃあ嘘をついていると?
立川:うん。なんでかなって。なんで嘘ついたのかな?
男性X:僕は嘘ついていないです。
男性Y:(笑)
西尾:さぁ一騎討ちだ。
男性Y:あれですね。正直者がちょっともしかして〓01:51:12〓した。
男性X:まぁでも確かにどうだろうな。僕自身が占い師ですっていう主張を破るためには他に占い師が出現しなければいけないんですけど、この中に他に占い師っているんですか?多分いないと思いますね。
西尾:なんで多分なんですか?
男性X:いや、まぁそうですね。根拠が弱くなる理由はないいですけど。
男性Y:なんで多分なんですか?
立川:もっと自信もって。
男性X:確かに。ちょっと自信がなくなってきたなぁ。
男性Y:(笑)
立川:(笑)
男性X:僕が占い師で立川さんを占ったら人狼でしたっていうだけです。
西尾:うんうんうん。
立川:まぁその主張はまぁ。
西尾:一旦その主張は聞きます。で、立川さんは何だったんですか、役職は?
立川:僕は普通の村人です。
西尾:で、何だったんですか?
男性Y:僕も村人でした。
西尾:僕も村人なんです。
男性X:やばいやつじゃんこれ。
立川:占い師だと主張されている?
男性X:はい。
立川:僕を占ったという主張している?
男性X:はい。
立川:なぜ?
西尾:この状況で本当に占い師が別にいるんだったらカミングアウトしないのはよくわからないですね。
立川:よくわからないですし。まずそれが1つ。僕もよくわかんないと思うんです。ここまでの反省でなぜ出ないかというと自分から見たらそれはふかしなんですけど、出ない人にとっては出ないなりの理由があるんです。
西尾:うん。
男性X:あぁ。まぁ他にいるとしたらですけど。多分いないと思いますけどね。
西尾:まぁ占い師だと主張しているから。
立川:まぁそれはそうですよね。
西尾:占い師がいなくて怪盗がいて怪盗は運悪く人狼を引いたので黙っているパターン。
立川:って事は…
西尾:怪盗で人狼を引いたのではないか。誰が引いたかは知らないけれども。
立川:あ~。
男性X:あ~そういう解釈成り立ちえるって事ですね。
立川:そうか。
男性Y:でも占い師のブラフって難しいですよね。
男性X:あんまりパターンとしてあんまり思いつかなかったです。
男性Y:なのであえてやってみましたみたいな。
男性X:それはね、すごいです。
男性Y:あえて、最後に殻を脱ぐために。
西尾:怪盗が人狼を奪っているとするならば今、人狼の人は怪盗なのでカミングアウトしますよね。
男性Y:(笑)
立川:それ結構強いですよね。
西尾:ねぇ。
立川:それ強い。
西尾:自分が人狼だから隠さないといけないんじゃないかと思い込みがちだけど、怪盗がいるんだとするならその場合は怪盗に戻っているから、むしろ自分は人狼だったから盗まれたのかなと。
男性X:言った方が自分が処刑されちゃう。
立川:言わないんじゃないですか?それ。
西尾:言わないですかね。
立川:え、言わない…言うのかな。
西尾:いや、そのどれくらい
立川:その提案なんですか。
男性Y:そうですよね~。
西尾:怪盗が人狼を取っているパターンをどれくらい信用するかですよ。それは怪しいと思う。僕のこの状況は〓01:54:33〓僕は今回本当に村人なので情報がないんですよ。自分の手持ちの。
男性Y:僕も村人なのでわからないのは西田さんがどっちにふれたかなんだよね。正しい人をそのまま突っ切ろうとしているのか、やっぱりここは自分の殻を破るためにあえて最後に仕掛けてブラフをかましてきた。
立川:なんかね最後にかましてきたのがちょっと引っかかるんですよ。
男性Y:引っかかるよね。なんかブラフっぽい。
立川:残り20秒。
西尾:立川さんは本当に村人なんですか?
立川:うん。僕は2パターンあるのが西田さんがなぜ占いって言うのかわかんないし。西尾さんのその謎の提案もよく意図がわかんない。
西尾:本当に村人・本当に村人としたら3人村人いておかしいんですよ。
立川:そう。それおかしい。
西尾:雰囲気的に人狼でブラフを失敗したというのは今のとこしやすいんですけど、それだと成立しないんですよ。村人が3人。
立川:それはそれでおかしいんですよ。
男性X:時間です。
立川:お~きた。はい、いきます。3、2、1。
男性X:やられた。
西尾:え~。
男性Y:(笑)
西尾:えー。怪しいと思ったんだけど全然証拠が出ないんだもん。もう1人いるんですか?
立川:もう1人いるんですよ。
男性X:そういう事か~。
立川:いやこれ。〓01:56:09〓
男性X:2人かぁ。そうか。1人だと勝手に思い込んでいた。
立川:このゲームの良いとこは1ゲーム10分以内で終わるんですね。ルール分かっていれば。
男性X:ここ組んでいたのか。
西尾:やっぱりさ、自信満々で占い師って言ってよ。
男性Y:(笑)
西尾:あれ~どっちなんだろうって。
男性X:いや、なんか変な展開だなって思って。
立川:あ、でも分かった。なんか今回すごい学んだのが西田さんそうやって自信なさそうじゃないですか。僕もそう見えていたんだなと思って。自分をこう。
男性X:そうそう。だからもう指される人の客観的に見ると、こういう条件が揃うとこの人は指されるという学びがありますよね。
立川:確かに。
西尾:自信がなさそうだとお互い指摘をしている(笑)
立川:これね、前回も今回も西尾さん音声データを撮っているじゃないですか。なんか動画撮ったらめちゃめちゃ情報量多いなと思って。分析どうするかはちょっとおいといてですよ。
西尾:そう。音声データを撮っても聞き返しはしないんですよ。
立川:で、文字にされてもよくわかんないんですよ。なぜこいつ〓01:57:16〓ってなるんですよ。これ見たんですけど。
西尾:多分その表情とか雰囲気とかなんでしょうね。
立川:そうあと声の抑揚とか、ちょっとした接続詞の使い方とか。あと接続詞でも声がでかいとかそういう(笑)
男性Y:それよりも僕の役割は立川さんへの疑いをどう晴らしてこっちに持っていくかっていうのが。
立川:そうそうそう。途中から2人で西田さんが言うっていうのを分かっていたんで。
男性Y:そうそうそう。
男性X:その仮説をちゃんと思いつけなかったのは僕のミスでした。こっち2人共が狼なんじゃないかって言えば良かったのね。あ~。
立川:でも分からなかったんじゃないですか?さすがに。それまでは。
西尾:なんか村人3人はおかしいからこの2人のうちどっちかは嘘ついているはずなんだけどなんか1人だけ〓01:57:57〓占い師が多分占い師みたいな事を言わないで占い師だと自信満々だったらでも占い師っぽいからやっぱりじゃあこっちが怪しいんじゃないかともうちょっと信頼度高かったと思うんだけど
男性X:確かに。
西尾:この人狼…成立しないパターンだからね。村人・村人・村人で。2人のうちどっちかが間違いなく嘘をついていておかしかったんだけど
立川:西尾さん目線からしたらそうだし。でも西田さんが嘘ついているかもしれないしわからないです。
男性X:いや、僕が占い師ってもっと念じるべきだったんです。
男性Y:念じる(笑)
西尾:まぁ事実だし。
男性X:そうそうそう。
立川:本当にそれこそ〓01:58:36〓人が喋っている内容なんてほとんど見てなくて言葉の調子とかだけで反論している
男性X:はいはい。
立川:まさにこういう状態ですよね。これ結構反省する。自己反省しますよね。
西尾:これ今思ったんですけど、動画を撮っても見返さないんだけど自分の正面にカメラを置いて自分を撮っておいて後から見返して自分が釣られた時、何やっているか見たらすっごいへこみますよね。
全員:(笑)
立川:確かに。
西尾:へこみながらもその後の人生がちょっと改善しそうな気がしないですか?
立川:それやってみるの面白いかも。それぞれ自分に顔向けて動画を撮ってみる。
西尾:そっか自分のスマホでインカメラでここに置いておけばいいんだ。
男性X:きっつい。
西尾:見返すかどうかは個々人がやれば良い話で。
立川:やってみたらどうですかみたいな感じで。
西尾:1回やってみたら面白いんじゃないですかという事でやると。
立川:それ面白いですね。
西尾:でもね、ハードル上がったから参加者がまた減っちゃうかも。
立川:あ~そうね。
西尾:〓01:59:30〓何回かやって人数を増やしていった方が良いんじゃないかな。
立川:すご。
西尾:これねやってみると面白いですよ。なのでもっと多くの人と一緒にやって。今回チームだけでやっているから人間関係〓01:59:41〓するんですけど、これやった上でチーム変えてやったらまた違うわけです。
男性Y:なるほど。人のそうかぁ。
立川:あ!思いついた。
西尾:なんですか?
立川:これうちの〓01:59:50〓の話ですけど、お見合いの練習会とかやって。普段絶対動画撮れないんで疑似的にやりますよって事で自分の動画をお互い撮ると、普段自分のお見合いでどれだけ挙動不審なのかとか。
西尾:自信なさげに不思議な動きをしたり。
立川:悲しいほどにわかる。
男性X:そうだよねぇ。
西尾:プレゼンも自分のプレゼン撮って見返すと悲しくなるんです。
立川:あれ、辛いですよね。なんか自分しょうもないって思うんですけど。そういう場って無理矢理作らないとない。それ結構良いかもな。
西尾:それ全くこの人狼の話と関係なくなったけど、御社のビジネスとしてね。
立川:BMOTの目的としてはイベントに参加して自分の気づきをビジネスに生かすというのが1つの目的であるので。それはちゃんとこうやる。
西尾:なんかこの人狼にからめて。今人狼って1人の人狼を見つけて釣っているけれどもそうではなくて、投資しても大丈夫だけど人狼には投資しちゃだめという条件にして人狼じゃない人に投資して投資額をいっぱい集めた人が勝ちというゲームにした上で人狼もやりつつ投資も集めて最終的に誰がいっぱい投資を集める事が出来たか的なピッチの練習的な内容。
立川:あ~。
西尾:そうか、そうすると運悪く人狼を引いちゃった人が損をするのか。だからあれか人狼サイドであれば人狼サイドの中で投資を集めたら良いのか?話がややこしくなったからやめよう。そんなゲームは絶対ない。ゲームのルール説明で混乱してそうな気がしてきたから。なんかそういう面白い方向に発展する可能性がありそうな感じがとてもするんですよ。MOT的な意味での学びの遊び。
立川:そうですね。あと間接的にビジネスに関係するだけなんですけど人狼ゲームやると、その人の思考プロセスとかって結構分かると思うんです。お互いの思考プロセス。この人はどういう情報でどういう反応するのかみたいな。職場で上司部下とかでやったら。
西尾:だめだよそれ。ゲームやる時の心理的安全が確保されない。
立川:あ~。だめか。
西尾:そんなん良い子のふりするに決まっているじゃないですか。
立川:確かにそうですね。
西尾:そのゲームで勝つ事よりも嘘がつけないキャラなんだって認識された方が得だとういう判断に流れてしまったら
立川:絶対そうなりますね。
西尾:「私、人狼なんですけど。」ってなる。
男性X:あ、本当だ。ゲームが成り立たない。
西尾:成り立たない。そこでこれはゲームなんだからリアルと結びつけないといけないというちゃんと皆が合意、納得した上でガンガン嘘をつくべきだと思う。だって現実社会で出来ない事を体験できるのがゲームの良さなわけじゃないですか。現実社会で騙したらやばいわけなんですけど。
立川:でも、でもやっぱりそれね西尾さん出来ないと思いますね。つまり世の中の多くの人が相手の意見を否定する時に相手の人格も一緒に否定しちゃうんですよ。それ切り離せないんです。
西尾:それを切り離す訓練をしていかないといけないんじゃないですか。
立川:本来はね。本来はそうなんですけど。
西尾:小学校で義務教育として人狼をやれば良いんじゃないですか(笑)
立川:だって僕小学校の時にディベート強すぎて嫌われ者になったんですよ。
西尾:あ~。さっきのこの話って自分のトラウマの話だったんですね。
立川:なんでしたっけ?
西尾:立て板に水で話すという話。
立川:その話ちょっと移動してしましょうか。
全員:(笑)
男性X:良い。落ち着いた。
男性Y:面白かったですよ。
立川:面白かったですよね。