夫婦で一つの社会的存在
欧米では「夫婦で一つの社会的存在」みたいな考え方が日本より強いように思う
古くは日本でも「夫婦で一つの社会的存在」だった、ただし女性は男性の影だった
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
>中国で,古来用いられた婦人の生涯に対する箴言 (しんげん) 。『礼記』や『儀礼』などにもみえる。女性は「幼にしては父兄に従い,嫁しては夫に従い,夫死しては (老いては) 子に従う」ものとされ,家庭のなかにおける婦人の従属性を示す言葉。男性中心の儒教道徳から生れた女性道徳の原則。
一方で英語にはbetter halfという表現がある。
自分と相手を「一つのもの」と捉えて、相手を「良い半分」としている
> 原始時代の人間は男と女と男女(両性具有)の三種があり、それらはいずれも背中合わせで二体一身(男男、女女、男女)だった。
>彼らは力も気概も強く神々に挑戦したので、ゼウスによって半分に切られ、顔の向きも反対にされた、その切断面の絞り痕(あと)がヘソである。
>こうして半身としての我々人間は互いに求め合うようになり、そのかつての完全体に対する憧憬と追求がエロースと呼ばれているものである。
つまり「本来一つであるものが半分に切られた」「だから完全体に戻ろうとして互いに求め合うのだ」という考え方
「男女が」に限らない
この差がアジアと欧米での女性配偶者の扱いの差につながっているのではないか
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