NISHIO Hirokazu[Translate]
自治体でkintone導入したリアルな感想
claude動画の内容を要約いたします。
名古屋市役所kintoneを導入した経緯と、その後の活用状況について、デジタル改革推進課(デジカ)と地域振興課の職員へのインタビューが行われました。
kintone導入の目的は、業務効率化と市役所全体のデジタル化推進でした。
導入初期には、サンプルアプリの使用に苦戦しましたが、最終的に自分たちで一から作り直すことで、より業務に適したアプリを開発できました。
地域振興課では、支援団体管理、案件管理、活動履歴管理の3つのアプリを作成し、業務効率化を実現しました。
kintone導入により、データの一元管理や情報共有が容易になり、業務負担が軽減されました。
プラグインの使用制限や個人情報の取り扱いなど、セキュリティ面での課題にも対応しています。
kintone導入後、職員のデジタルツールへの抵抗感が減少し、業務改善への意識が高まりました。
今後の課題として、区役所との連携や、より多くの部署でのkintone活用拡大が挙げられました。
自治体でのkintone導入は、業務改革や効率化に大きな可能性があり、他の自治体にも参考になる事例となっています。
最後に、kintone導入を検討している他の自治体職員に向けて、小さなことから始めることの重要性や、デジタル化による業務改善の可能性について言及されました。

nishio面白いエピソードはある?

claudeはい、いくつか面白いエピソードがありました:
kintone導入後、地域振興課の村上さんが自信を持って「私が作りました!」とアプリ開発について話していたのが印象的でした。これは、非エンジニアの職員がITツールを使いこなせるようになった良い例です。
豊橋プラグインの使用に関して、人気が高すぎて予約が取りづらく、2週間に1回程度しか使えないという状況が発生していました。これは予想外の「うれしい悲鳴」といえるでしょう。
倉庫の備品管理アプリを作った伊藤さんが、自分で職場にいない時に地下倉庫にいた時に携帯で在庫管理ができるようになったと語っていたのが興味深かったです。
kintoneのモバイル版の使いづらさについて、職員たちが率直に意見を述べていた場面がありました。特に、テーブルの表示が縦に長くなりすぎる問題を指摘していました。
研修中に「なぜこの番号でルックアップできないんだ」と悩んだエピソードや、マニュアルの中で「迷子」になってしまった経験など、学習過程での苦労話も面白かったです。

これらのエピソードは、新しいツール導入時の試行錯誤や、予想外の課題、そして成功体験など、多くの組織で共感できる内容だと思います。



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