ある要素があるグループの一員であるかどうかが、共通の特徴によって定まらないことがある、という概念。 ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが『哲学探究』のなかで、「言語」「ゲーム」「数」などの概念には、そのすべての対象に共通するような特徴がなく、部分的に共通する特徴によって全体が緩くつながっているに過ぎないと指摘し、家族的類似性(Family resemblance)と名付けた。Wikipedia
木を見る西洋人 森を見る東洋人 p.161
図のターゲットはグループ1に似ているか、グループ2に似ているか
東洋人はグループ1、西洋人はグループ2を選ぶ傾向がある。
2通りの考え方を掘り下げてみる
4つの属性がある
この状況で、ターゲットをグループ1に入れるか、グループ2に入れるか。
西洋型は判断の理由を他人に説明しやすい。「茎がまっすぐならグループ2である」という明確な命題にすることができる。一方で、ノイズに弱い。この例では属性4できれいに切り分けることができたが、もしノイズが入って属性4でも切り分けることができなかった場合、西洋型では「この2つを区別する明確な基準は存在しない」という思考停止に陥る。また、属性の一部が観測不能である場合にも弱い。たまたま属性4が観測できなかった場合は判断が逆転する。
東洋型は、ノイズにも強く、観測不能にも強い。しかし判断の理由をシンプルに説明できない。あえて説明するなら「花びらが丸ければグループ1に1票、花の中心が一重丸ならグループ1に1票、葉がついていればグループ1に1票、茎がまっすぐならグループ2に2票。合計して票の多かった方のグループとする」というルールになる。
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