ここには白黒とすべすべ/トゲトゲの2つの属性がある。この図に書かれていない「黒トゲトゲ」を加えると、全体ではこういう構造になる
ここまでの話は、属性が2種類でそれぞれ2通りの値を持つ(白と黒、すべすべとトゲトゲ)世界で話をした。世の中の出来事にはもっとたくさんの属性があり、各属性が多様な値を取りうる。
1つの属性には2通りの値しかないシンプルなケースで、属性の数がどのような影響を及ぼすか観察してみよう。図中の線は、1つの属性の値だけが異なる要素をつないでいる。人間が直感的に理解できるのは、3次元の立方体の辺でイメージできる属性が3つの場合が限界だろう。
対立という言葉で、属性が1つの「善と悪の二項対立」みたいなものをイメージするとよくない。現実は、属性が無数にある。
(5.2.4.6) 家族的類似性で紹介した花の絵は、4つの属性を持っている
この図を見るとグループ1の方がグループ2よりもターゲットに近いと感じるだろう。 その感覚は、家族的類似性と違う原因で生まれている。 グループ1とグループ2の違いは、グループ1には距離1の1110が含まれていて、グループ2は距離3の0001が含まれているところにある。
我々は対立について考えるときに、1属性の対立をイメージしてしまいがちだ。 そして対立しているペアは遠いものであると考えがちだ。 しかし現実世界には多くの属性がある。 そしてその状況では、対立しているものは、対立すらしないものに比べて、近い位置にあるのだ。
from エンジニアの知的生産術 P150~P168の加筆案 #エンジニアの知的生産術_加筆案
ここまででは、属性が2種類(白と黒、すべすべとトゲトゲ)で話をした。世の中の出来事にはもっとたくさんの属性があり、属性が全部でいくつあるのかすら把握できていない。
1つの属性には2通りの値しかないシンプルなケースで、属性の数がどういう影響を及ぼすか観察してみよう。図中の線は、1つの属性の値だけが異なる要素をつないでいる。人間が直感的に理解できるのは、3次元の立方体の辺でイメージできる属性が3つの場合が限界だろう。
対立という言葉で、属性が1つの「善と悪の二項対立」みたいなものをイメージするとよくない。現実は、属性が無数にある。
4つの属性を持つ類似性の議論: 家族的類似性
盲点カード 25