NISHIO Hirokazu[日本語][English]

尾鷲2024-01-23~24

https://www.youtube.com/watch?v=4f6660701mI

0xtkgshn 尾鷲に向かっている PFI指定管理者制度)、SIBソーシャルインパクトボンド)などを使って、本来は自治体が提供していたサービスを民間に委託していく仕組みに取り組んでいる Local Coop を見に行ってくる。 特にソフトウェアに関しては「次世代ガバメント」でも言及されていたように、コアの部分はかっちり中央集権でやる必要があると思うけど、アプリケーションに関してはもうちょっとCivictech的アプローチを前提+それらに対して支援 する構造があってもいいんじゃないかと思っている。("プラットフォームとしての行政") このアイディア自体は新しいものではないけど、あまりうまく回っている例を見たことがない。 なぜうまくいかないのか、もしかしたらlocal coopではうまくいきそうなのか・それはなぜか なども含めて考えていきたい。

三重県 尾鷲市 imageimage GPS(世界の霧)

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Local Coop

SINRA

坂田昌子の『内なる自然』の概念 コモンフォレストジャパン

尾鷲みんなの森

尾鷲市が管理所有する市有林の一部(約91ha)を「みんなの森(仮称)」として位置づけ、その森林内で、持続可能、生物多様性、かつ、尾鷲ヒノキの歴史と伝統、誇りを次世代につなぐ仕組みを構築していきます。

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ブルーカーボン

生物多様性の指標

行政林

行政サービスを引き取る

行政の負担金

市場につなぐアプローチ

  • カーボンクレジット
  • J-クレジット制度とは温室効果ガスの排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証する制度です。

  • お金が実際に得られるまでに2年くらい掛かる
    • この種の事業に対して、先行して支出をする意思決定が地方自治体においてしばしば困難
    • 「何を申請したらいいのかよくわからない」
    • 年度予算で動く組織システムに対して、年度予算でない民間組織システムを貼り合わせることによって、予算システム原因の非効率を吸収することができる
      • IPAに対して未踏社団がやってるのと似た話nishio.icon
    • SINRA

コストを減らすアプローチ

  • コスト削減分が原資となる
    • ゴミの収集を自治体がやるのをやめて民間委託
    • 民間で合理化してコスト削減
  • Q: 短期的には市民のコストが増えてヘイトが高まるのでは
    • 市町村合併などの外的要因により「大きな自治体」に飲み込まれて自分たちの手による「自治」(=コントロールできている感覚)を失った地方自治体において、自分たちの自治を取り戻したいニーズがある
    • 少し時間的コストを支払うことで「自治」が取り戻せるならそれを好む人々も多い
      • 興味深いnishio.icon
        • 効率化のために社会参加が失われていたわけか
        • 合理化によって浮いたお金の一部を原資として地域の公共投資に回し、その意思決定への参加を住民に開放することで「自治」が取り戻せることに顧客価値がある

ブロックチェーンベースでの市民

  • デジタル村民
  • ブロックチェーンである必要はないが、独自に実装する必要もない
  • 地方自治体はアテンションを獲得することに価値がある

山に入って川を作る体験

焼いた杭を打つ

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  • 振るのではなく落とす
  • うまく打てるといい音がする
  • 杭がまっすぐであることが大事だと感じたnishio.icon
    • 杭がまっすぐだと落ちてきたハンマーの衝撃が一気に伝わる
    • 斜めになってるとハンマーが転がる動きに消費される

護岸工事

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  • 時間が経つと壊れる
    • それを見て「水がどう進みたいのか」を知る
  • 「待つことも大事」
  • 「いなす」
  • 土の硬さや埋まってる石、根の張り具合を人は観測できないのでエネルギー最小化の解を事前に設計できないnishio.icon
    • だから「水がどう進みたいのか」を観察し、最小限の力で「いなす」ことによって事後的に設計が創発する
    • 「水と時間」が計算機なわけだ

泥をさらう

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    • 酸欠で灰色の臭いもの
    • グライ層
      • 水分で飽和した還元的環境で生成する二価鉄に由来する青灰色や緑灰色を帯びた土層。泥炭地近くの排水が悪いところにある青灰色を呈する土壌をさすロシア語の方言のgley(泥質土壌)に由来する。湛水土壌や地下水の高い排水が不良な土壌では、土壌中の微生物が土壌中にある有機物を分解するのに酸素を消費し、還元的な環境が形成されることにより生成する。

  • 石の下に剣先スコップを入れてテコの原理で起こしたら、下から灰色で臭い泥が出てきた、なるほどこれか〜nishio.icon

メヒカリ

デジタルアイデンティティウォレット

Quadratic VotingのUIの工夫

  • nishio メモ: 現実的なQV/QFの実装は数式的なモデルの近似であって、本当に人々が使えるツールになる上ではUIの工夫が必要、という話をすると「スライダーをつける?」などと反応されるけど、スライダーをつけてるのは「平方根をユーザに露出する悪いUI」だと思う。

  • nishio 内部メカニズムをユーザに露出して嬉しいのは新しい内部メカニズムの開発をしたいケースと、新しいということ自体に価値を見出す人がターゲットである場合だけで、世の中のマジョリティは内部メカニズムになど興味はなく実利の有無で動く。(アーリーアダプターとマジョリティの違い)

  • 0xtkgshn sliderは要らない気がする

  • 実際のところ市民全員の参加を目指すなら最終的にはラガードの対応が必要になるnishio.icon

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九鬼町視察

尾鷲市

  • 3万ちょいいた人口が16000に減ってる
    • 8割が都市部
  • 残りが8つの集落に住んでいる
    • 200~400人とか

MSC認証をとっている

  • 持続可能で適切に管理されている漁業であることを認証する「漁業認証」と、流通・加工過程で、認証水産物と非認証水産物が混じることを防ぐCoC(Chain of Custody)認証の2種類の認証から成る認証制度です。国際的なNPOであるMSC(Marine Stewardship Council)により運営・管理されており、FAOの「水産物エコラベルのガイドライン」をはじめとする、水産物の認証とエコラベル制度に関する国際的に合意された基準を満たしています。

  • しかし港がHACCP対応ができてないのでチェーンが切れてしまう
  • 港でアオサギが歩いていたnishio.icon
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    • 鳥が港を歩いてるような風景は観光的価値が高いが、衛生管理上は問題になる

尾鷲物産

佐波留島【さばるじま】

  • 尾鷲湾の湾頭にあり、広さは4.65haで、島全域が暖帯性の常緑樹林に覆われている。主な樹種は、「クロマツ、アカマツ、スダジイ、タイミンタチバナ等」であり、樹陰には「サカキカズラ、ナギラン等」が見られる。 また「アオサギ、ゴイサギ、クロサギ、シロサギ等」のサギ類が生息し、日本でも最大のコロニーと思われる。

火力発電所の跡地

尾鷲は急峻

伊勢路熊野路は同じ道、向かう方向で名前が違う

熊野古道 20周年

八鬼山(やきやま)

九鬼町

九鬼

痩せ地

  • 雨が多くて急峻な地形のために土地が痩せていて、木の生育には非常に厳しい場所なんです。でも、だからこそ人の手を入れてじっくりと育てることで、年輪が緻密で耐久性の高い、高品質な木材を生産できるわけです

  • 「尾鷲ヒノキ」は、日本の中でも最も降雨量が多く、温暖な気候のこの地域で、急峻な地形とやせた土壌という木が生育するには厳しい条件の中で長い年月をかけて育てられます。...

  • 1923 年の関東大震災時に「尾鷲ヒノキ」の柱材の家屋が倒壊しなかったことで、「尾鷲ヒノキ」の強靭さが全国に知られるようになりました。

    • 尾鷲の木(PDF) 尾鷲市
  • 丈夫な柱として市場価値が高まったが、枠組壁工法の普及により柱材の需要が減少した
    • 欧米では標準的な木造住宅の構法で、北米では単に「Framing」と呼ばれるが、日本では通称「ツーバイフォー工法」と呼ばれる。...その後1974年(昭和49年)に枠組壁工法の技術基準が告示され、一般工法としてオープン化され、同年設立された三井ホームにより、数多くが建築されるようになった。...木造枠組壁構法は耐力壁と剛床を強固に一体化した箱型構造であり、木造軸組構法が柱や梁といった軸組(線材)で支えるのに対し、フレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)で支える。そのため、高い耐震性・耐火性・断熱性・気密性・防音性をもつといわれる。 --- 木造枠組壁構法 - Wikipedia

道が細いので重機が入らない

ブリ株

  • 100年住んでてももらえない
  • 600人のうち500人が域外

認可地縁団体

  • 認可地縁団体 - Wikipedia
  • 財産を持つことができる自治会
  • 区長
    • 行政区分としての区が設置されているわけではない
      • 行政区分としては尾鷲市と九鬼町
    • 区長は選挙できまる
    • しかし:
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    • 下記の条文と矛盾しそうな気がするnishio.icon
      • 認可地縁団体は、正当な理由がない限り、その区域に住所を有する個人の加入を拒んではならない(第260条の2第7項)

      • 認可地縁団体の各構成員の表決権は、平等とする。(第260条の18)

        • あ、なるほど、九鬼の組合は認可地縁団体になってないんだ
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  • 別途「町内会」が作られた
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    • 面白いnishio.icon
      • ブリ株は子供に引き継がれていくので、いわば世襲貴族みたいなもの
      • 貴族による貴族院と別に平民による衆議院を作るようなことが行われている
      • かつては株主に対する利益分配が大きかった
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        • 今では「郷里とのつながり」の維持の仕組みに価値が感じられているようだ
          • デジタル村民的なものをやる場合も、元々その地域の出身である人に「郷里とのつながり」を提供するというタイプの参加の仕方があるだろうなnishio.icon
      • 道路や学校、診療所などが共同組合によって作られた

石の交差点

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  • コンクリートやアスファルトではなく石の階段が交差点も含めて整備されている
    • きちんと加工された石の階段が町の全域にわたってる
      • 野面積み(のづらずみ)ではなく算木積み(さんぎづみ)
      • 算木積みは、石垣の角に使う隅石(すみいし)として、横長の直方体になっている石を短辺と長辺が一段ずつ交互になるように、組み上げていく手法です。

      • 江戸城には、算木積みで造られた石垣が残っており、中でも天守台の隅角では見事な算木積みを見ることができます。 --- 城壁と石垣の積み方/ホームメイト

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    • 右の大きなスペースが小学校(今は使われていない)
      • 1874年設立
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      • かつては同級生が400人とか居たらしいが、今では市全体で生まれる子供が年間30人とかに減ってしまった

井戸端

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  • かつてはここで野菜を洗いながら話をした
  • 今は使われなくなって落ち葉が溜まってる

どぶさらいを市役所職員がする話

  • 住民からの雑用リクエストをなぜ市役所職員は断れないか
    • 住民が野党市会議員にたれ込む
    • 野党市会議員は攻撃できるところを見つけて与党を叩くために粗探しをする
    • 結果的に「雑用」よりも多くの労力が失われる
      • なので雑用を引き受ける方がマシ
  • 行政サービスの民間委託はこの攻撃に対する防衛術としても機能しそうnishio.icon

ニラクラ

九鬼嘉隆 - Wikipedia

  • 慶長2年(1597年)に家督を子の九鬼守隆に譲って隠居した。

  • 慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦いが起こると嘉隆は西軍に与し、守隆は東軍に与した。これはどちらが敗れても家名を存続させるための嘉隆の戦略だったという。...守隆は徳川家康と会見して父の助命を嘆願し、守隆の功績の大きさが考慮され了承されたが、守隆の急使がそれを嘉隆に伝える前に、九鬼家の行く末を案じた家臣の豊田五郎右衛門が独断で嘉隆に切腹するよう促し、これを受け入れた嘉隆は10月12日に和具の洞仙庵(どうせんあん)で自害した。享年59。

  • 徴税権とのバーターでの助命だったらしい?
    • 帆別銭(ほべつせん)(船の帆の広さによる。)、荷駄別役銭(にだべつやくせん)(荷駄別銭ともいう。積荷の多少による。)、櫓別銭(ろべつせん)(櫓の数による。)など通行税にあたる関銭(せきせん)を徴収 --- データベース『えひめの記憶』|生涯学習情報提供システム これは瀬戸内の話

    • 秀吉の死後は、家康が伊勢湾の通航税徴収の特権を認めず、この怨みから、関ヶ原の戦いでは西軍に応じた。 --- 九鬼嘉隆

    • 嘉隆はこの頃家康とは不仲であった...伊勢田丸・岩出城主稲葉道通が木材を京畿に運搬する際、嘉隆の所領を通過するため「税」を納めていたのだが、この前年(1599年)に家康が道通に対してそれを免じたのである。 --- 鳥羽城の戦い ~九鬼嘉隆の関ヶ原~

奄美群島の情報誌Horizonホライゾン

得意な人が公共的なソフトウェアを使っていく

  • しかしその貢献に対してきちんとむくいることができていない
  • 公共財、評価(quantify)が困難なので見過ごされてきた
  • シャドーワークとの関連

川づくりとスクラム

  • 複雑性が高いから
  • 全体を人間が事前に設計できないから
  • ソフトウェアも川づくりも同じ
    • 事前に設計してその通りにするのではなく、最小限で動かしてみて、その結果をみて修正を繰り返していく

オープンソース

  • マネタイズしにくい
  • 持続的開発を促すための資金

オストロムコモンズの話

製材所は山を生かすツール

  • たくさんの武器の一つ
  • やまとさとの中継地
  • (べ)が一番生き物が多いんですよ。うみべ、かわべ。海の専門家が居て、川の専門家が居て、境目の専門家がいないんですよね。 --- 坂田昌子の『内なる自然』の概念

    • これを連想したnishio.icon

山に来て「口開け

  • 山・磯などの共有地の利用の禁を解くこと。また、その日。 --- goo国語辞書

  • 停滞している状況
  • 川が流れる

わからない言葉に触れた時

  • シャッターを閉めてしまう
  • 自分たちの言葉を作る

ルンペニスト

変わってると思われたらまけ

  • 普通のおじさんの言葉としてキャッチしてほしい
  • 「案外あのおじさんいいこと言うな」を目指す

地域をまたいで動き回り新しい風をもたらす人と、地域に根付いて火を燃やし続ける人は別に必要

市場経済の中で木材を売る

陸上藻類養殖

バス

虎の尾醤油

ガスエビ

ESG

スコープ3

関連:


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