NISHIO Hirokazu
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エンジニアリングコストと財布の中のお金
エンジニアリングリソース
は「
エンジニア個人の脳
」という切り離して流通できない
生産装置
によって生み出されるものであり、その所有権はエンジニア個人に属している
エンジニアでない人
が「エンジニアがこれをやったら全体最適じゃん?」みたいな発言をすることがある
これがエンジニアからどう見えるかというと「君の財布の中に1万円札あるから、みんなで映画を見に行こう、みんな映画を見れてハッピーだから全体最適だよね」みたいなもの
全体最適じゃないだろそれ
なぜそのようなすれ違いが起きるかというと、エンジニアの「時間」を無償のリソースであるかのように誤認しているからだ
表記揺れ
エンジニアリングリソース /
開発者リソース
/
エンジニアの時間
エンジニアでない人 /
非エンジニア
流通できない /
流通不能リソース
関連
30秒で描いた絵の値段
ソースコードと開発者リソースは区別が必要
時間を無償のリソースとする誤認
関連する?
レピュテーションをリスクに晒してまで金銭を得たくない人がいる
ピラミッドの土台が見えないと楽に見える
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思考の結節点2024-02-07
流通不能リソース
時間を無償のリソースとする誤認
30秒で描いた絵の値段
レピュテーションをリスクに晒してまで金銭を得たくない人がいる
ピラミッドの土台が見えないと楽に見える
→
時間
×
限りあるリソース
×
貴重なリソース
×
意思決定者
×
executive_summary
×
時間を無償のリソースとする誤認
→
時間は限りあるリソース
→
型エラー
×
能力
×
市場価値
×
商品
×
請負
×
準委任
×
流通不能リソース
×
能力のアセスメント
×
人の評価とアウトプット能力
→
能力に市場価値はない
→
時の試練
×
時間をドブに捨てる
×
非合理だからやる人が少ない
×
まだ誰もやっていないこと
×
新規性
×
締め切りのプレッシャー
×
貴重な時間
×
単純労働
×
社会的に有害
×
時間を無償のリソースとする誤認
→
時間をドブに捨てるアート
→
エンジニアリングリソース
×
ブルックスの法則
×
貢献の機会
×
人手
×
炎上プロジェクト
×
オンボーディング
→
人が足りないが人を増やせない
→
過大評価
×
過小評価
×
納得感
×
理解度が低いのに自信は高い
×
ピラミッドの土台が見えないと楽に見える
×
自信はないが成績は高い
→
ダニング・クルーガー効果
→
ソースコードと開発者リソースは区別が必要
×
ゼロコスト
×
認知資源
→
自動でイシューを閉じるボットの話
→
コモンズ
×
ガバナンス
×
協働
×
オストロム
×
政府の介入
×
私有化
×
人びとによる自治
×
ソースコードと開発者リソースは区別が必要
→
コモンズのガバナンス
→
賢王と忠実な奴隷による独裁政権
×
知識は個人に帰属する
×
人材の流動性
×
価値
×
aiがaiを開発
×
知識は人に帰属する
×
生産装置
×
計算リソース
→
知識が個人に帰属する構図が変わる
"
Engineer's way of creating knowledge
" the English version of my book is now available on
[Engineer's way of creating knowledge]
(C)NISHIO Hirokazu / Converted from
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