NISHIO Hirokazu[Translate]
中学生のエンジニアとしての就労
>GMOインターネットグループでは、未来を担う人財の育成支援として、中学生・高校生の職場体験・企業訪問の受け入れを行っています。

>学校に通いながら、IT企業でエンジニアとして働く……、そこにはどんな思いや考え方があるのでしょうか。また、プロの現場でどのように働いているのでしょうか。気になることが多いです。
> 今回はそんなエンジニア中学生である阿部 樹さんと彼の上司であるGMOメディアのプログラミング教育ポータルサイト「コエテコ byGMO」の事業責任者 沼田さんにお話を伺いました。

>当社は小学生向けのプログラミング教育ポータルサイト「コエテコ byGMO」を運営しており、多くの民間プログラミング教室を通じてその受講生を見てきました。また、プログラミングの大会や発表会で、大人のエンジニアと遜色ない高いレベルを持った子供たちがいるのを目の当たりにしていました。
> そんな中、知人が主催する団体からエンジニアとして働きたい中学生がいて受け入れ企業を探していると相談されました。若年層のうちからエンジニアとして活躍できる機会を提供できるのは当社としても大変喜ばしいことですし、充分検討の余地があると思い対応しました。
> ただ、雇用までの道のりは険しかったですね(笑)。
> 一般企業で中学生が働くということ自体、新聞配達や子役以外にはあまり前例がないようで、労働基準監督署や学校とかなりの調整が必要でした。少し時間がかかりましたが、皆様の協力により当社初の最年少エンジニアが誕生しました。

児童労働になるから不可能だと思い込んでたけど労基署や学校としっかり調整すれば実現は可能だということらしい、すごい
そもそも児童労働を禁止する法律が作られたタイミングでは児童が非熟練単純労働に従事させられて教育などを受けて成長する機会が奪われることが問題視されたのであった。しかしITエンジニアなど知識労働者は知識という生産手段を私有するので、就労機会を奪うことは成長する機会を奪うことになりえる。「仕事」というものの形が変化していることによる問題。

学校のある日は何時間、ない日は何時間、という時間管理をしているらしい。そもそもN中学校なので学校がない平日があるという「学校の形の変化」(新しい教育の形)も前提になっている。

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

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