2024-06-14 サイボウズラボ勉強会講義資料 西尾泰和
今までの振り替えり

時事の話
これまでの選挙期間は「候補者の意見をブロードキャストする」、つまり候補者の考えていることを一方的に有権者に伝える時間でした。私は今回、テクノロジーを使うことで人々の意見を聞く期間にできると考えています。これをデジタル民主主義の世界では「ブロードリスニング」と呼びます。このブロードリスニングを通じて、選挙期間をみんなで理想の政策を考えるための時間にしたいと思います。
直接投票の結果を元に民意を解像度高く捉える
”安野さんのブロードリスニング、マイナンバーシステム、オープンソース精神を組み合わせたやり方を私は気に入っています”
”安野さんは抗議活動をしているのではない。私はそこがすごく好きだ。彼は『私たちは良い方向に変われる』と言っているのだ”
golden_lucky Plurality、日本でこんなにすぐ現実味を帯びた選択肢になるとは思ってなかった
nishio ほんとそれ()
takahiroanno #TOKYOAI つきの公開ツイートはAPI経由でクロールした上で、LLM、Talk to the cityなどを使って可視化を試みる予定です。
ブロードリスニングのおさらい
Polisのおさらい
Talk to the Cityとは
Audrey Tang(要約): 2014年には、多くの人々の意見を集めて、全ての微妙なニュアンスを保持することは不可能でしたが、現在では「Talk to the City」というツールのおかげで、それが非常に簡単かつ安価にできるようになりました。
Talk to the Cityの技術的仕組み
実際に見てみよう
takahiroanno 出馬表明に対するコメントを抽出し、AIで分析レポートを作成しました。
私に対する関心やご懸念がどこにあるのか、より具体的なイメージが湧いてきました。データやAIも活用しながら、都民のみなさまのお考えや想いに向き合ってまいります!
takahiroanno テクノロジーを使うことで人々の意見を聞くことを、デジタル民主主義の世界では「ブロードリスニング」と呼びます。その具体例として、まずはこちらの分析レポートを作成しました。今後さらにアップデートし、みなさまの意見に耳を傾けていきます!
Polis 2.0
AIタウンミーティングをYouTube Live上で行います --- エンジニア兼作家が東京都知事選挙の出馬表明記者会見をした会見全文|安野たかひろ
1対1のコミュニケーションでは「一方的に喋るのではなく相手の話を聞きましょう」「口は一つ、耳は二つなのだから2倍聞くつもりでいましょう」みたいなことを言う
しかし従来のテレビや新聞ではなどでのマスコミュニケーションでは、一方的に発信されたものを、たくさんの視聴者が受信するだけであった
なぜそうなったのかというと、情報を複製して大勢に届ける技術の方が、情報を要約する技術よりも早く発展したから
いろいろな技術がいろいろな速度で普及したので一概には言いにくいがドイツの国民ラジオが1939年に70%の国民に普及したのが一つの例
この100年の間に、一方向的マスコミュニケーションに慣らされた視聴者は「自分が話してもいいんだ」「聞いてくれる人がいるんだ」という自信を持ちにくくなってしまった
まず「聞く姿勢」を打ち出してコメントを集め、それを可視化して「みなさんの声を聞いた結果、こうなった」と示し、それを見た人々の認識がアップデートされて、よりよいコメントを書いて……というサイクルを回していくことによって、より良い「双方向的マスコミュニケーション」が実現していく
フィードバックループの形成により、シード意見の自動生成とPolisデータベースの拡張が可能になる
転がりながらだんだん大きくなっていく雪玉のイメージ
まとめ
余談: 余裕があったら書く
自分の心のなかに、「これだけの紙きれの資料は、自分の考えによれば、内容的に市場調査・品質管理・労務管理と三つに大きく仕切るのが正しい」などというたぐいの、グループ分けについての独断的な原理をあらかじめ頭の中にもっているからである。その独断的な分類のワクぐみを適用し、そのできあいのワクの中にたんに紙きれの資料をふるい分けて、はめこんでいるにすぎないのである。これでは KJ法の発想的意義はまったく死んでしま う。