NISHIO Hirokazu[Translate]
役に立たないものを作ること抜きに、いきなり役に立つものを作れるはずがない
「役に立たないものを作ること抜きに、いきなり役に立つものを作れるはずがない」的な思想を紹介したいのだけど、何かリファー出来るような出典はないですかね Facebook Twitter
shimizukawa 逆説的だけど、MVPを作る理由がそれですよね。リーンスタートアップ等、MVPの意義を紹介する文章を参照するとかですかねー
「その『役に立つと思ってるだけで未検証なもの』は『役に立たない』かもしれないから、素早く検証すべき」ってことですね。でも今回は「何か役に立つものを作らなきゃ」と思い込んでいるケースで「それはいきなりハードルを高くしすぎだからもっと肩の力を抜きなよ」って感じなんです
shimizukawa あー、なるほど。「素振りせずにヒットだそう」としてる感じですね。「とりあえずバット振るのを楽しもうよ」「バット振って何になるんだ!」みたいな会話を想像した。生産する方向で取り組むんじゃなく、ただ遊ぶことが良い、みたいな偉人の言葉?があったような..
Izumi Kawashima 「役に立つ/立たないは博打である」から「役に立つものをいきなり作ることは可能」「しかし当たらない確率の方が高いので、まずはそういう理屈を抜きにした方が、失敗した時にモチベーション削れずに継続できますよ」の方が私の好みです。
harajune ちょっとちがうかもしれないけどブランクさんの話でよく出てくるやつ
> 破壊的なイノベーションは、リーダー企業には玩具のように見えてしまう

kaorun 少し違う気はしますが、バート・ルータンの実績(世界最大の飛行機を設計するまで)なんかは画的にわかりやすいかもですね。
masatsugumatsus 的な、でいうと、カネヴィンフレームワークで、答えの見えない複雑系の解決策は、直接問題を解決しようとするのではなく、関連する別の問題をまず解決しようとする間接的アプローチのほうが機能する、みたいな話があります
loose_agilist 凄く抽象化して良いなら、弁証法三原則の一つ、否定の否定の法則です。技を創る過程、技を使う過程の論理として、南郷継正氏が1972年出版の「武道の理論」で説いています。平常心から非常心、平常心への流れや、動かない土台から、より強く動ける土台への発展など、上達論の軸となる考え方です。
tyamadajp 実例ではなく表現でいいなら、Programming Pearlsに6インチの望遠鏡を作りたいなら、4インチの望遠鏡を作るのが早道だ、という言葉が出典付きで引用されていました

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

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