NISHIO Hirokazu[Translate]
日記2025-08-16



2つの事例を観測して差を感じている
その差がなんであるか言語化したい

キーワード
閉じる扉の情報
予期しない接続
情報の流通障壁
情報拡散の不公平

情報の流通障壁がある
それが好ましいかどうかはさておき現状の社会の状況
いろいろなしがらみが動かせない
たぶんしがらみが皆無だったとしても物理的に発生する差がある
情報拡散の不公平
現状現実的に取れる公平な伝達手段はインターネット上に公開することだと思うが、アテンションが均等ではないんだよね
人間の側の認知能力が不足しているので物理的に仕方がない
将来的にAI秘書が「あなたにこれがおすすめ」と教えてくれる可能性はあるが現時点ではまだない
なので「教えてくれる人」の存在が重要
境界の中に入っていることが既知ならアテンションを渡すことはできる
中に入ってない人に対して伝達してはいけないという付帯条件がついている情報がある
世の中にはたくさんある
むしろこっちの方が多い
が、付帯条件のついてないものだけが境界の外で観測可能になるので外では量が誤認される
どのような情報が流通障壁に阻まれているか
なんらかの「参加者だけに留めてね」という情報
政党のサポーター限定のYouTube Liveとか
閉じる扉の情報
こんな公募をやってるよ、締切は何日だよ
公開されていない機会もある
その機会はいつでもあるわけではない

予期しない接続
あれとそれがつながるのかー的なやつ
長期的に存続している多様な人がいる組織の中には人的ネットワークが構築されている



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