>この世界は非線形現象に充ち満ちている。我々はそこにいかにして法則性を見出し世界を理解するのか。本書は、世界の明晰な記述と理解のために、記述の基礎である概念分析、理解の枠組みである現象論とその方法であるくりこみ、および現象理解の仕上げとしてのモデル化を説き、最後に複雑な現象の模索に至る。