同じものを見ることができない
2025-03-01
AIサービスの体験はプランが異なればもちろん全然違うし、同じプランでもロールアウトのタイミングが異なるので「同じものを見ることができていない」んだよな
「ChatGPTに検索が来てた」「前からある」「ロールアウトのタイミングが人によって違う」という話を他のところでもしてるのをみた
僕視点では
「もちろん検索機能のあるモデルについてはかなり前から検索できた、2年前かどうかは覚えてないけどツール拡張が可能になった時の初期の拡張がそれだったわけだし」
なるほど10月末か、僕はついた頃から使ってたけどそれが最近下のTierにもロールアウトされたのかな」
という感じの見え方
みんな見えてるものが違う上に、特定の概念をピンポイントで指す言葉を使わない(使えない)から
バベルの塔が崩壊してコミュニケーションが成立しなくなってしまう
A1とA2とA3があるときに、A1しか見てない人とA2しか見てない人はどちらもそれを「A」と呼ぶので混乱が起きる、的なことがあちこちで起きてるみたい
そうそう、同じタイミングでChatGPTに過去ログ検索の機能が入ったことも混乱を助長してるんだよな
2025-03-03
そもそも「同じものを見ることができる」が人類史のごく一時期にだけ起こった状況なのかもしれない
インターネット検索が生まれて高々25年くらい
チャンネルの限られていた時代のテレビ放送
チャンネルの増加によってアテンションが分散
LLMが個々人に対して生成する
2025-03-11
そもそも同じものが見えるのがおかしな状況
天然状態で人間が世界を見てる時、他人と同じものは見えない
すぐ横で同じ方向を向いている時だけ「近い」ものが見える
テレビという映像複製技術が登場して、みんなが複製された映像を見ている状況が生まれた以降の人類史におけるごく短い期間だけのこと
他人と会話する時に、相手が自分と同じものを見ていると仮定する思考のパターン
テレビの発明以前だと自他境界の曖昧な病気の人の思考
2025-03-12
男性は女性の視点を体験することができない
同じ世界を見ているつもりでも全然見え方が違う