NISHIO Hirokazu[Translate]
新しい情報は若い人から来る
学生の間は新しい情報が自分より年上の「先生」から来ることが多い
「先に生まれた」と書いて「先生」の意味になるのが特徴的
社会に出てからもしばらく、社会人の先輩から学ぶことが多い
が、だんだん年をとるにつれて年上からも年下からも新しい情報が来るようになる
ここで「新しい情報は若い人から来る」と考えてそちらのウェイトを高める
そうする人としない人がいる、僕はする側

事例
昨日安野寺本西尾Devin座談会で安野さんに「西尾さんはDevinのことを早くからやってたけどなぜ?」と聞かれた
LLMの歴史を書いてて、自分がいつ何をしてたか振り返った
2022年の夏の段階で試していた(ChatGPTのリリースが11月なのでそれより前)
それは未踏ジュニアの岡村さん由来
そもそもPluralityもtkgshnさん由来

事例を書いて気づいたけど、単に「若い」だけでなく、全員海外活動しているな
若さ」に注目したのはミスリードで「違う場所で違うものを見てる」ことが重要なのかも
意識的にウェイトを高めることをしている
これはあれか「無意識に若者の発言を軽視する人が同年代にいて、僕はそれをよくないことだと思ってる」ということか
「先生」からしか学ぶことができないメンタルモデルの人がいるよねという話は「学びのハシゴモデル」だよね

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