行者問答
修験道の入場儀礼のひとつ。
柴燈大護摩供などで行場・道場に入るとき、入ろうとする
山伏と、迎える道場主(受付の
先達)とが問答をかわす作法。
問われるのは「山伏とは何か」「
役行者とは」「頭襟・鈴懸・法螺貝などの十六道具や
護摩壇は何を意味するか」。これを暗誦で確認し合い、正しい行者であることを示す。
答える内容に身分が表れる。たとえば絹索(けんじゃく)の長さは階級で変わり、先達16尺/中先達25尺/大先達37尺。
問答の中身そのものが「修験道とは何であるか」の要約になっている。だから
大嶺登山2026で「やはりこれが修験道とはなんであるかの基本らしい」と書いた。