限界複雑さ
複雑なシステムを作った経験のあるソフトウェアエンジニアなら肌感として知ってると思う
集中してシステムに向かい合ってる時に耐えられる
複雑さの限界がある
中断や並行して実行するタスクがあると限界が下がる
小さな機能追加ならできるが、大きな実装ができなくなる
「実装した時には分かってたんだけど、時間が経ったらわからなくなった」
これは言語化されてない、ドキュメントにない情報が脳内にあって、それも含めた知識体系だった
知識は複雑さを圧縮する
時間が経ってその知識が失われたことによってわからなくなった
こうなると、残されたソースコードなどを解読して知識を再発見しないといけない
これ自体が担当者の実行可能な認知複雑さを超えているともうどうしようもない
AIが実行可能な限界複雑さがある
簡単な機能追加ならもうAIに投げたらシュッとやってくれる
複雑な設計変更などはやってる最中にAIが混乱し出して決着しないことがある
これは物理的にはAIエージェントのコンテキストが埋まっていってだんだん頭が悪くなっていくことによる
Devin.aiでも初期から言われてて、今だとClaude Codeで/contextしたら観察できるようになった
適切に/compactすべき
この限界複雑さが技術発展で上がっていく
いずれ人間を超える