>世界変革への“新たなる宣言”!「資本=ネーション=国家」への対抗運動は、3・11を経て、コロナ禍に直面し、より現実的なものとなってきた。一つの運動体としての「NAM」を総括し、一般名詞としての「ニュー・アソシエーショニスト・ムーブメント」へ。21世紀世界の変革に向けて、新たにアソシエーションの可能性を宣言する!
>中国の江輝(清華大学教授)によると、私が台湾の運動の黒幕だという評判があったようで、私が清華大学で教えた彼の学生たちがそれを聞いて喜んでいたということです。そのことに関して上海の雑誌からもインタビューを受けました。しかし、私は台湾の運動にまったく関与していません。
>そのとき、私は四つの講演をしたのですが、その一つは、日本の学生運動に関するものでした。最初はその予定ではなかったのですが、台湾に行くと、インタビューなどで、「学生運動」の可能性について問われて、ちょっと考えさせられた。そういえば、今の日本には「学生運動」がないな、と思ったのです。
>台湾にも、韓国にも、学生運動があります。そして、学生運動に対して一定の敬意が払われている。日本にもかつてそれがあったのですが、今はない。なぜか。かつて学生は少数のエリートであったけれども、現在はそうではなくなった、というようなことは理由になりません。何よりも左翼の運動がそれを破壊したのです。



