ポモドーロテクニックの休憩は5分ではない
25分仕事 → 5分休憩のサイクルを繰り返す
仕事術もう少し詳しい手順
セット
25分仕事、5分休憩
25分仕事、5分休憩
25分仕事、5分休憩
25分仕事、30分休憩
このセットを繰り返す
上記の「5分休憩」の説明はポモドーロテクニックが普及する過程で発生した謎の
儀式
2012年に「間違った解釈が広まってる」と突っ込んだのだが、そのまま広がり続けている
>P.152の「休憩時間の長さ」から引用しておく。
>>休憩時間もタイムボックス化するべきでしょうか?ずるずると休みが長引くのを防ぐことができるでしょうか?答えはノーです。次のポモドーロを開始する時には、精神的に準備ができていなければならないからです。
読んだことあったのに完全に忘れてたな

忘れた上で、休憩はしたいから普通に5分以上休んでたな
つい5分過ぎてもだらだら休んでしまって良くないなあと思っていたけど、それが自然だったのか

この、「25分仕事、5分休憩」というのは、 作者のフランチェスコ・シリロさんが自身の体験としてこのくらいがちょうどよかった、と言っているだけですね

皆さんも自分でちょうどよい割り当てを見つけてください、みたいな
ポモドーロ部分も「25分がいいのかどうか自分で試して見つけてね」って言ってたはずで、なのに「25分やるってルールだ!」みたいな
儀式化をしてしまう

たとえ話

「なかなか作業に集中できないなー」という人に「25分作業して、5分休憩するのを繰り返すといいよ」というのは、「筋力ないからつけたいなー」という人に「25回スクワットして5回懸垂するのを繰り返すといいよ」というようなもの
無茶だろ…
休み時間にタイマーを回したら気が休まらないじゃん
>次のポモドーロを開始する時には、精神的に準備ができていなければならないからです。
これはつまり「次の25回のスクワットができる気持ちになるまで休め」ということ
さらに「自分が1日に何ポモドーロできるかをまず計測しよう」とも言ってる
これは休みの長さが伸びたり、割り込みが入ってポモドーロが中断されたりするから
「25分活動、5分休憩」みたいな機械的プロセスをできると思い込んでるのは現実の観察が足りない
まちがっていても、単純でわかりやすい情報は拡散しやすい傾向がある
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