NISHIO Hirokazu[Translate]
マダミスで社会性が成長する
T: Nさんの社会性を垣間見ている

N: マダミス(マーダーミステリー)やり出して半年くらい?僕の社会性が高速に成長してる可能性がある

T: それは興味深い!自分でない誰かを演じているから。。?

N: 他人の内面の推測を、普段はオフだけどマダミス中だけはオンにするから?

T: そのスイッチをオンにする訓練としてマダミスは有効なのか…!?
これは個人的に今年一番くらいの興味深い事実です。
マダミスのプレイが何かに役立つかもしれないという気づき。ハイライトしないと消えそうなほのかなやつ…
空気を読むのが苦手なんです」→「じゃあマダミスやれ」がありえるのかもしれないという…

N: Tさんから見てどうです?成長してる?

T: それがね、してるんですよww

N: どの辺が成長を感じたポイントですか?

T: 「◯◯さんが〜したそうだった」みたいな言及が明らかに増えたことですかね #他人の意図の推測
マダミスやってたらゲームとして自然にやることなんでしょうけど、普段やらない人には良い訓練なのかも

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それ単体ではなく、多種多様な「自分でない誰かを演じる」経験によって思考の材料が手に入る?
キャラクターの思考の類型化が進むのは、マダミス的には「メタ推理」などと呼ばれることもあるイメージ
典型的にはA「殺人を実行して、それを隠そうとしている人」とB「犯人を見つけようとしている人」がいる
しかしC「殺人を実行したと思っているが、実は殺せてない人」やD「殺人を実行した自覚がないが直接の死因を作った人」やE「犯人ではないが犯人をかばおうとしている人」やF「犯人をかばおうとしているが、相手が犯人ではない人」もいる
G「犯人特定に興味がなく別の目的がある人」もいる
Gは意図の推測だ
「犯人をかばおうとしている」も意図の推測か
C〜Fが書いてるうちにどんどん思いついて膨らんだんだけど、これ誤信念課題だね


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