NISHIO Hirokazu[Translate]
メモツール考察2026-05-22
スマホでオンラインかオフラインかを考えずにメモできる
ローカルストレージに書いてオンラインの時に同期する
チャットツールを一人で使っているイメージ
大きな画面のテキストエディタのイメージではない
修正はできる
誤植して送信した時に、別投稿として修正を投稿するのは不毛なコスト
投稿時刻とセットで保存される
時間的固まりが人間が何も関係性を明示していない時の最低限の関係性

個人用に限定して良い
共有機能や共同編集機能を全部捨ててみる
他人に共有したいなら適当な方法でのエクスポートを提供するのでそれで好きにやれ的な形
使いやすいAPIが必要
バックアップ取りたい人が自前で簡単に取れるようにする

ビューはデバイスの画面サイズと密結合
スマホならチャット的画面で書き出しをするのが一番楽だろう
これは「初投稿時刻順」というビューだと考えられる
created_at
それをアウトライナー的ビューに切り替えて並び替えると、元の発言の間に親子関係のメタデータが付与される
Kozanebaに連携することもできる
Kozaneba上で表現された「近接」などのメタデータを持つようになる

この「チャットでの1投稿」のイメージのオブジェクトは「タイトルを持たず、それ自体がコンテンツである、短い文章」のイメージ
これとは別に人々の中には「ページ」的なより大きなオブジェクトのイメージがある
これはタイトルを持つことが多い
タイトルの強制に反発する人も多い
Scrapboxを使い始めた時の僕もそう
Scrapboxのページタイトルはページ本文がconveyする「意味」に対するカノニカルなハンドルとして機能する
こういう強制力が有害な時もあり、後から変更したくなる時があるよね、ということでScrapboxには「タイトルをまとめて変換する機能」がある
が、タイトルを文中リンクとして使っている場合、変換したら意味が変わるよね、という批判は成立する
Scrapboxが他のページの埋め込みを拒絶しているのは「埋め込み先が変わったら整合性がなくなるだろ」が根拠のようだが、タイトル自体も埋め込みの一種

「チャットでの1投稿」のイメージのオブジェクトは「Cosenseの1行」に相当する
行に対するリンクを貼ることができる
がCosenseの行リンクはページというコンテナと密結合な仕様になっているため、行をあるページから別のページに「切り出す」という行為によってリンク切れが起きる
ページは一つのビューに過ぎないのでは

Keichobotはスマホサイズのビューに特化した、チャット形式のツールであった
ELIZAがベースにあるので1対1の質問応答の形になっていた
これを「質問責め」と感じて不快な人もいたようだ
個人的にはAIの質問など不要な時にはスルーして書きたいことを書いていたのだが、そういう「扱いの軽さ」は伝わらなかった
before LLMのツールであり、LLM登場時に一旦プロジェクトを停止して様子見にした
だいぶLLMが高速になってきたのでafter LLMのKeichobotを考える時期かもしれない

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

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