行動のレイヤーと問題解決のレイヤー
「東工大で
マネジメント学んだのにマネジメントやらないんですか?」という質問に対する違和感
プログラミングに例えると
プログラミングの「行動のレイヤー」は、典型的にはモニタの前でキーボードを叩いてプログラムを作り出す行為
プログラミングの「問題解決のレイヤー」は、プログラミングの知識を生かして問題の場所を絞り込み、解決につなげる
マネジメントという言葉にも行動と問題解決のレイヤーがある
「マネジメントやらないんですか?」が行動のレイヤーの問いなら、職業としてマネジメント行動を専門にする仕事をやるつもりはないので「やらない」という回答になる。
問題解決のレイヤーの問いなら、すでに日常的に活用しているので「もうやっている」という回答になる。
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>先日、「東工大でマネジメント学んだのにマネジメントやらないんですか?」と聞かれた時に違和感があったのだけど、少し言語化できてきた。
> プログラミングに例える。プログラミングしているってのは典型的にはモニタの前でキーボードを叩いてる。「コンピュータサイエンスの知識を問題解決に使う」はその状況も含まれるけど、もっとあちこちで行われる。例えばしょぼい例だけど、プロジェクターにラップトップつないでうまく映らなかったら、別のラップトップを繋いでみて問題がどこにあるか絞り込もうとしたり。
> で「マネジメント」という言葉は曖昧で、行動のレイヤのことも指すし、問題解決のレイヤのことも指す。「マネジメントやらないんですか?」という問いの答えは、前者の解釈では、職業として「マネジメント行動を専門にやる仕事」をやるつもりはないので「やらない」になる。後者の解釈では、すでに日常的に活用しているので「もうやってる」になる。