NISHIO Hirokazu[Translate]
やりたいことと、やったことがあること

----
やりたいことについて色々考えていた

やりたいこと・やりたくないことの軸と、やったことがあること・やったことがないことの軸で考えるのが良い気がしてきた

「やりたいことはあるが全然やったことがない」パターン
当然「そんなにやりたいのに、なんでやってないの?」って疑問が湧いてくる
「やりたい、って言ってるけど、それほどやりたくないのでは?」と思われる
「プロトタイプがある人を高く評価します」という人がいる
プロトタイプとはその「やりたいけどやったことないこと」に関連のあるものごと
それを「やる」ことで「まだやったことないこと」が「やったことある」の側に引き寄せられる

プロトタイプを作った人と作ってない人を比較すると「あとちょっと」感が違う


「似たことをやったことがあるからできます」パターン
「あれもやった、これもやった、だから提案する☆印もできます」
「うん、できるのはわかる。で、それってやりたいことなの?」って聞かれるよね。
「やりたさ」がわからない
なぜそれをやりたいのかがわからない

「やりたいことがわからない」パターン
「やりたい」は個々人の心の中にあるもの
それがわからない状況は、外部から僕がどうこうできるもんではない
最初から「やったことない、やりたいこと」を見つけなければいけないと勘違いしている
右下のモワモワの中に星を見つけようとそっちばかり見ている
やってないもののことはよくわからないから、考えても空回り
自分がやったことのあるものに注目して考えるとよい

関連

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

(C)NISHIO Hirokazu / Converted from [Scrapbox] at [Edit]