キャロル・ギリガン
しかもそれは未熟なのではなく、異なる合理性である。
背景:何への反論だったか
当時の主流(コールバーグの道徳発達理論)では:
道徳の成熟 =抽象的ルール・権利・公平性で判断できること
その基準だと女性の回答が「未熟」に見えてしまう
ギリガンはここに疑問を持った。
① 正義の論理(justice reasoning)
問いの立て方:「何がルール上正しいか?」
典型文:「例外を認めると不公平になる」
② ケアの論理(care reasoning)
問いの立て方:「この選択で、誰がどう傷つくか?」
典型文:「この人を見捨てると、関係が壊れる」
さらに一段深い含意
正義の論理だけ → 参加できる人の倫理
ケアの論理 → 声を出せない人を含む倫理
ここが ロールズ → Allen → Plurality に接続する要石。
次は
「なぜケアは政治から排除されたのか」
「Pluralityはケアをどう制度化するのか」
どっち行く?