列に並ばない人
ゲートGの中に何か魅力的なものがあって多くの人Pが入りたいと思っている
その列に並ばずに「自分には何をしてくれるんだ」と言ってるQがいる
何かしてもらえると思ってるQの認識は主観的な希望に過ぎなくて、Qを特別扱いすることの正当化が難しい
Gの作業時間は
限られたリソースなので、処理を求めて並んでるPに優先的に使うのが適切
Qの優先順位は低い
Pの処理が終わったら手の空いたGはQのところに行って話を聞いたりするかもしれない
想定している当事者像の違い
「何もしない」の意味の違い
B:特別対応はしないが、デジタル化で全体負荷を下げ、既存窓口も維持→結果として非デジタル層の待ち時間も短縮(間接便益)。
A:列外の要求には優先度を下げる。処理資源はまず並んでいるPへ、余力があればQにも対応。
→ Bの「何もしない」=ベースライン維持+外部性で恩恵。Aの「何もしない」=優先度配分の問題。
正当化の理路
A:
手続的公正(先着・手続順の公平)+限られた資源の配分の正当性。
整理の枠組み(2×2)
能力 × 意思
できる×やる=デジタル列(最優先)
できない×やる=アナログ列(Bの非デジタル層:ベースライン維持+間接便益)
できる×やらない=AのQ(優先度低)
できない×やらない=要因把握後に最小限対応(制度周知・代替手段案内など)
実務・表現上の示唆
Aに一文追加:「『何もしない』は特別扱いをしないの意で、ベースラインの窓口は維持し、全体効率化で余力を生み必要に応じて支援する。」
同じ内容に揃える必要はない、後半はBに寄せ過ぎ感、前半だけ採用しておく

Bの主張はAの枠組みに内在化可能(資源配分=列優先、かつ外部性で非デジタル列も短縮)。