NISHIO Hirokazu[Translate]
情報の価値は人によって異なる
Aさんの視点
2つの考えを持っている
反論の余地のない重要な意見X
重要でない些細な考えY
AさんはXが重要だと思っている
それをBさんに伝えたのにBさんがXを重視しないと感じている
情報の受け手Bさんの視点
Aさんと同じXを伝えてくる人がたくさんいた
1つ目の情報Xには価値があるが、それ以降は「既知の情報」なので価値が低い
AさんがXを伝えてきた
これには価値を感じない
むしろYの方が面白い

自由記述のアンケートではXが書かれる
AさんはYを重視していないので書かれない

個人的体験個人的感覚が最も「まだ知らない」可能性が高いのに、個人的/主観的であることに勝手に負い目を感じて共有しない人が多い
N=1しかないから抽象化できないのに無理矢理抽象化して無益なデータになる

"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

(C)NISHIO Hirokazu / Converted from [Scrapbox] at [Edit]