NISHIO Hirokazu[Translate]
書籍を読んだ時に感じること
2019-02-19

本を読んだ時に感じること
A
「そうそうそれ!」
「言いたかったことはそうなんだよ!」
「自分も思ってたことがうまく表現されてる!」
自分の中にすでにあったものに本の中の表現が結びついた
新しい表現が結びついたことによって、概念を操作するためのハンドルが接続された

B
「なるほど、それとそれがつながるのか!」
「その発想はなかった、面白い」
自分の中で今まで繋がっていなかったものが、本の表現をきっかけにして結合する
新しい結合が生み出された

C
「え?それは違うのでは?」
違和感

D
「なるほど、そーなのかー」
自分の経験と何も結合していない
そして忘れる
何とも結合していないのだから記憶に留めることが難しい

関連
(2): 2017年に書いた 知識の整合性
今回の図では、箱は「自分」を表現している。書籍から得た情報は箱の外にある丸で表現されている。
(2)では、自分の箱と書籍の箱がそれぞれ描かれている。
(1)では、書籍の箱だけが描かれている。


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