NISHIO Hirokazu[Translate]
AIによるトポグラフィのタイムライン化



AIによるトポグラフィのタイムライン化
お?なんか別の枝で造語と天才性の話になってるな?
この記事はいい記事だと思ったので、どう「良い」と思ったのかを言語化してみる
まずSlackのキャッチアップUIの話から「こういうUIとこういうUIって特徴が違うよね」と始まる
「うんうん、違うよね」と思う
「でもこれを表現する言葉ってないよね」「そうだね」「だからタイムライン的UIって呼ぶね」
ここまで納得
「逆にこういうUIはトポグラフィ的UIと呼ぶね」
ここで「お?聞き慣れない言葉が出てきたな」となる
「この二つのは分類は、既存のフローとストックによる分類とは、ここの部分で違うよ。だからここでの議論はフローとストックではなくタイムライントポグラフィーを使った方が良いよ」
「なるほど!」となる
トポグラフィー的UIは探索を可能にするし、探索を押し付けてしまう
この二つの情報表現がLLMによって相互変換できるようになった
「なるほど!」となる
デジタルガーデンはタイムラインに疲れた人がトポグラフィー的にデータを整理していく
実はこの概念はエバーグリーンノート(常緑のノート)由来である
「そうだったのか!」となる
結果として、UI設計と、情報のフローとストックの話と、LLM時代のソフトウェア設計と、デジタルガーデンの話が繋がった上に、今後の思考の助けになりそうな「タイムライン/トポグラフィー」という概念の軸を手に入れた
というわけで僕はこの記事を「良い」と感じている
そして、この著者の人がこういう記事を複数書いてると「記事が良い」から「良い記事をたくさん書くこの人は良い」に認識が変わる
この前ここで話題になってたタイム・コンサルタントの日誌からの人は「良い記事を書く人」という認識になってる人の例
造語・新語は新概念のハンドルである必要がある
すでにハンドルのついている旧概念に新しいハンドルをつけても価値がないから
そしてその新概念が「使うことに有用性がある概念」である必要がある
その有用性の兆候が「今まで区別できなかった具体物を区別できるようになる」とか「離れた分野と接続してアナロジーで発展できるようになる」とかなのだと思う
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