理解可能性の半径とAI時代の探索知性
3行要約

まず「今持っていない情報」の外側に、どれくらい「新しい情報を受け止められるゾーン」があるかは人によって異なっている
それどころか分野によって異なっていたりもする
AIに限らず、他者の発言はしばしば理解できない
これは能力差を仮定する必要もない
AさんとCさんは全く同じ半径だが、中心点がずれているのでCさんの指し示してる「Cさんにとってはわかること」がAさんにとっては理解不能
Xを理解できない状態から、まずYを理解して、それによって理解可能な範囲が広がってXを理解可能になる
このYをCさんが与えてくれるならAさんもXを理解できるようになる
つまりAIの言ってることXが分からなかったとしても、それは当たり前のこと
Xを自分が理解するために必要なYを特定して与えてもらう必要がある
が、通常Cの既知のものの範囲に入るのでCに聞けばいい
こういう「自分がわからないこと」を認めたり「他人に聞く」ということを妨げるプライドの高さの有害性が高くなる時代かもしれない
Aにとって関心のある/観測可能な次元と直交する別の次元での探索が行われる可能性がある