NISHIO Hirokazu[Translate]
Google検索の次
2023-02-17
このページを書いてから6年の時が経った
2023年2月現在Bing AIが超盛り上がりだよ!
>「文字列でキーワードを指定」というしがらみから解き放たれる
これの「キーワードで」の部分が解消された
暗黙に仮定されていた「検索とはクエリを1回投げること」が「チャット的な対話で絞り込む」になった
ここまでのMicrosoftの流れ
2018
> マイクロソフトによるGitHubの買収が正式に発表された。src

2017-05-27
Google検索できるようになった

人間がメンテナンスしたツリー構造だった #階層

Googleで検索できないもの
英語圏では書籍の検索が進んでいるが、日本ではどうか?
著作権法の関係と、言語的マイノリティであることによって費用対効果で優先順位付けをした時に順位が低い
個人の公開できないデータは検索対象ではない。自前検索
「文字列でキーワードを指定」というしがらみから解き放たれる。
例えばこういうユースケース
統合開発環境でプログラムを書いている
実行するとエラーメッセージが出る
エラーメッセージをコピーして、Googleで検索、理由や解決方法を探す
「エラーメッセージの文字列」は、統合開発環境が提示可能な情報のごく一部
「ユーザは検索直前までプログラミングをしていた」
「どのプログラミング言語を使っているか」
「どんなソースコードでエラーが出たか」
たとえばどんなライブラリを使っているか
「複数のエラーが同時に出ているなら、その組み合わせはどんなものか」
「どういうコードをどう書き換えてエラーになったのか」
これらの情報を使えば、より正確に「ユーザの求めている情報」を提示できるはず。
言語化されていない情報の検索


"Engineer's way of creating knowledge" the English version of my book is now available on [Engineer's way of creating knowledge]

(C)NISHIO Hirokazu / Converted from [Scrapbox] at [Edit]