NISHIO Hirokazu[Translate]
平デジタル大臣、安野さんについて語る
o1 Pro以下は、元の話の流れや内容を保ちながら、できるだけ読みやすく整理したものです。

(平)
この前、安野さんに会ったんだよ。新聞で見たんだけど、あの人が「ブロードリスニング」って仕組みを開発したらしくて、SNSからの意見を集約して世論を可視化し、それを政策に反映できるようにしたんだって。国民民主、立憲民主、維新が早速使うって。

俺はデジタル担当大臣になってから、戦略を作るチームに安野さんにも入ってもらったんだ。宮坂 学さん(東京都の副知事)や千葉県知事の熊谷さん、福岡市長の高島さん、それから地方創生をやってる林 篤志さんもメンバーにいて、その中に安野さんも入ってる。今はブレーンとしていろいろ助けてもらってるんだよ。

で、安野さんが「ブロードリスニング」の仕組みを作ったから説明したいって言ってたんだけど、俺の時間が合わなくて今日になった。実際に話を聞いてみたらすごく面白くて、「じゃあこのあと俺のYouTube出ない?」って誘ったんだけど、さすがに急だったから無理で、また別の機会に来るって言ってたよ。

(木原)
安野さんは、俺が知事選のときから「面白い人だ」と思ってた。今は国民民主や維新などが使ってるけど、俺のほうが先に注目してたからね。

(平)
面白い取り組みで、ただ、まだまだ発展途上みたい。でも見せ方がうまくて、関心のあるキーワードをカラフルな“脳みそっぽい”形で可視化してくれる。SNSで分断が起きてる現状をなんとかできないかと考えてるみたいなんだ。

俺が「分断しているSNSの意見を拾って政策に反映すると、真ん中のいわゆるサイレントマジョリティが置いていかれるんじゃない?」って聞いたら、「それは確かに課題だ」って言ってた。アルゴリズム次第だろうけど、タイムライン上で見るよりはバイアスが少ないよう工夫してるらしい。AIを使って民主主義の精度をもっと高められないかっていう挑戦だな。なかなか深い話だったよ。

だから「今度うちのチャンネルにも出てよ」って誘ったんだけど。

国民民主や立憲が使うのと、自民党が使うのではアプローチが違うだろうし、そのへんの使い方もいろいろ考えられると思う。

あと、松尾先生の話も出たけど、安野さんも忙しそうだし、来週はみんな予定が合わないらしい。まあとにかく、今日の話でだいたい何をやってるかは分かったよ。

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真ん中のサイレントマジョリティの話は全く同感で、先日こんな図を描いた: 分断とサイレントマジョリティ


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